【RIZIN】朝倉未来 斎藤裕にダイレクトリマッチを要求!

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RIZIN.25のメインイベントで行われた朝倉未来(トライフォース赤坂)×斎藤裕(パラエストラ小岩)のRIZINフェザー級王者決定戦。試合は緊張感溢れる大激戦の末、斎藤が判定で勝利して初代王者を戴冠しました。コロナ禍の2020年の中でもベストバウトと言っても過言ではない極上の一戦。観戦中に手が震えて息を飲んだのはきっと私だけではないでしょう。修斗かアウトサイダーかなんて論争もありましたが、そんな小さい事を言っている場合かと。最上級の試合を見せてくれた両者に最大級の賛辞と拍手を送りたい気持ちで一杯です。

そんな大一番を終えて共にTwitterを更新。早くも「次」に向けて動き出し始めました。まず勝利した斎藤。試合後のリング上でのインタビュー中にも鼻から出血していたのは気になっていましたがなんと病院に直行したようです。

斎藤の顔面を破壊した朝倉の打撃はやはり一級品。その破壊力を改めて痛感させられました。一方、判定が下った直後には納得いかない表情を見せていた朝倉。Twitterでは「勝った時より嬉しい変な感じ」とつぶやき、リベンジに向けて早くも踏み出したようです。

試合後のインタビューでも「ダイレクトリマッチしたいですね」と語り、ウワサされているMEGA2021でのフロイド・メイウェザーとの試合についても「そんなこと言ってる場合じゃなくて斎藤選手にやり返したい」と封印する構えを見せています。

斎藤が勝利した事で動き始めたRIZINフェザー級戦線。髙田延彦キャプテンが言及したクレベル・コイケも控えているし、秒殺でビッグインパクトを残した萩原京平(SMOKER GYM)、その萩原を子ども扱いした芦田崇宏(BRAVE)もいる。朝倉はメイウェザーの小遣い稼ぎに付き合っている時間はありません。敗戦を経験してどう進化するのか。2021年の朝倉に注目が集まります。

そんな中、1点だけ気になったのはRIZIN榊原信行CEOの大会後の発言。何やらダイレクトリマッチを大晦日に見たいとコメントしたようです。いやいや正気ですか?激闘から1ヶ月ちょっと。斎藤の怪我の状態も確認しないうちにそんな発言をするなんて全くアスリートファーストじゃない。そんなに急いで再戦させる理由がどこにある?MEGA2021が透けて見えてくるからゲンナリします。まあそんなに焦るなって。せっかく再戦させるなら両者万全の状態にして、ファンもじっくり煽って盛り上げてからでも遅くはない。
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