UFC255:第2試合・カイル・ドーカス vs. ダスティン・シュトルツフス

ミドル級。

ドーカスは6月に試合10日前のオファーで緊急UFCデビュー。ランカーのイアン・ハイニッシュの代役として、UFCデビューから2連続フィニッシュ勝利中だったブレンダン・アレンと対戦し、1Rにダウンを奪われフィニッシュ直前まで追い込まれたが凌ぎ切り、3Rにはスタミナ切れしたアレンを攻めて判定まで持ち込んだが、判定負けでMMA初黒星を喫した。

8月のコンテンダーシリーズで勝利しUFCとの契約を決めたシュトルツフス。コンテンダーシリーズでの試合では、シングルレッグから抱えあげてスラムで叩きつけた際に、相手の選手が手をついてしまい肘を脱臼するというアクシデント的な勝利だった。13勝1敗の29歳。

ドーカスがパンチを打ち込むと組み付いて押し込み。入れ替えたシュトルツフスが逆にテイクダウンを狙うが、入れ替え合いからテイクダウンしたのはドーカス。ガードのシュトルツフスにパウンドを入れる。リーチがあるのでインサイドからでも顔面にヒット。シュトルツフス腕十字。外して担ぎパスしたドーカスだがシュトルツフス亀に。バックに回ったドーカス。シュトルツフス足に絡んでサドルロック。足を引き抜こうとしたドーカスから上を取り返したが時間がない。ホーン。

1Rドーカス。

2R。ドーカスがジャブの連打から左ストレートを打ち込む。さらに膝を入れようとしたが、空振りしてつま先が股間にヒットしローブロー。再開。組んだドーカスがケージに押し込む。テイクダウン狙い。ケージでこらえるシュトルツフス。タックルに来たドーカスをギロチンに抱えたシュトルツフスだが、外されてまた押し込まれる。投げの打ち合い。こらえた両者。残り30秒で離れたドーカス。パンチ・肘を入れるドーカス。ホーン。

2Rもドーカス。

3R。パンチを入れるドーカス。シュトルツフスタックルへ。ケージに押し込むが、四つ組みでは体格で上回るドーカスが優勢。入れ替えて押し込んでいく。離れてパンチを入れたドーカスにシュトルツフスがシングルレッグ。ケージでこらえるドーカス。また入れ替えた。押し込みながらパンチ連打。シュトルツフスが前転して足に絡んで足関狙い。しかし外されパウンドをもらう。ドーカス離れてスタンドを要求。ブレイク。残り2分。ドーカスがケージに押し込みながらパンチを打ち込むとシュトルツフス押し倒されて殴られる。立ったシュトルツフスにパンチのラッシュ。シュトルツフスシングルレッグ。がぶったドーカスがアナコンダチョーク。浅いか。放して離れるドーカス。タイムアップ。

判定30-27×2、30-26の3-0でドーカスがUFC初勝利。

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