UFC on ESPN18:第3試合・ジナ・マザニー vs. レイチェル・オストビッチ

女子フライ級。

マザニーは1勝3敗でUFCをリリースされ、ローカルで1戦した後、6月に代役でUFCと再契約。が、バンタム級でジュリア・アヴィラと対戦すると、パンチを貰いスタンドで頭を抱えて殴られるだけという体たらくで22秒KO負け。TUFで扇久保に勝ったことでも知られているUFCファイターのティム・エリオットと付き合っている。アラスカ生まれで、若い頃はフィギュアスケートをしていた。今回が初のフライ級に落としての試合。

ここから3試合、ハワイアンが連続で出場する。その1人目のオストビッチは10年前・19歳からMMAを始め、3勝3敗のキャリアでTUFの女子フライ級王座決定トーナメントに出場したが、2回戦で敗退。UFC初戦は同じTUF敗退者に一本勝ちしたものの、その後2戦はいずれも一本負け。こちらもMMAファイターと結婚していたが、一昨年に家庭内暴力の被害に遭い、離婚している。

低い構えで出てパンチを入れていくマザニー。そのまま組んでボディロック。ケージに押し込むと外掛けでテイクダウン。亀になったオストビッチからバックマウント。若干前に乗りすぎている。足のロックを解除したところでオストビッチ立って脱出。ボディストレートを入れるマザニー。マザニーが出てくるところにパンチを合わせるオストビッチだが、蹴りをキャッチしたマザニーが組み付いてケージに押し込む。ボディロックから脇をくぐってすたんどでバックを取る。離れた。マザニーが飛び込んで先に打撃を入れていく展開。ホーン。

1Rマザニー。

2R。組んだマザニーがボディロックからテイクダウン。オストビッチはガードを取ると腕十字。しかしマザニー防いでいる。オストビッチが三角を狙ったところで、足をサバいてパス。ノースサウスチョーク。しかしオストビッチはノースサウスを取られた体勢から、足をマザニーの胴に絡めてそのままバックマウント。しかしマザニー立ってスタンドに。パンチを入れたマザニー。ボディロックから簡単にテイクダウン。背中を向けたオストビッチが立つが、再び投げられてテイクダウンを許す。マザニーバックからパウンド。オストビッチ立ったがなおもバックを取られている。残りわずかで放してパンチを打ち込むマザニー。ホーン。

2Rもマザニー。

3R。すぐに組み付いたマザニー。ボディロックしてバックに回る。テイクダウンを狙うがオストビッチこらえて離れた。すぐまた組み付いていき、組んでパンチを入れるマザニー。一度離れてまた組むとタックルでテイクダウン。マウント!パウンド。肘連打。オストビッチが背中を向けてバックマウント。殴るマザニーだが、足のロックが外れて立たれる。残り90秒。マザニーの前蹴りが入り、前かがみになるオストビッチ。効いた。オストビッチすぐに距離を詰めると、亀になったオストビッチにパウンド。オストビッチ立ったが、また腹に前蹴り。嫌倒れしたオストビッチを見てレフェリー止めた。

マザニーKO勝ち。

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