UFC on ESPN19:オッズ/予想と展望

ジャック・ハーマンソン 2.20
マーヴィン・ヴェットーリ 1.71
オヴァンス・サン・プレー 2.45
ジャマール・ヒル 1.61
モンタナ・デ・ラ・ロサ 2.75
タイラ・サントス 1.48
ローマン・ドリゼ 1.53
ジョン・アラン 2.65
モフサル・エフエロフ 1.16
ネイト・ランドワー 5.65
ガブリエル・ベニテス 1.46
ジャスティン・ジェインズ 2.80
ルイス・スモルカ 1.74
ホセ・アルベルト・キニョネス 2.15
マット・ワイマン 4.25
ジョーダン・ラヴィット 1.25
ジミー・フリック 1.61
コーディ・ダーデン 2.45
イリア・トプリア 1.40
デイモン・ジャクソン 3.10
ジャン・ヴィラン1.50
ジェイク・コリアー 2.70

今大会もカード変更が相次いでいる。当初予定のメインはダレン・ティル vs. ジャック・ハーマンソンだったが、ティルが負傷欠場。代役はノーランカーのケビン・ホランドに。今年UFCデビューして、半年で4連勝のホランドが5連勝目をかけて出てきたが、ここに来て新型コロナウイルス陽性により欠場。代わりに、2週間後のUFC256でホナウド・ジャカレイと対戦予定だったマーヴィン・ヴェットーリとホランドが入れ替えになって、ハーマンソン vs. ヴェットーリ、ジャカレイ vs. ホランドに。

さらに、UFCと1試合限定で再契約し、引退試合を行う予定だった元バンタム級タイトル挑戦者のベチ・コヘイアの試合が、コヘイアがビザの問題で出場できなくなり、来年1月に延期となっている。

ヴェットーリは最後に負けた相手が現王者のアデサニヤで、それまで全試合KO勝利で来ていたアデサニヤに、初の判定まで持ち込んだ上に、一者はヴェットーリを支持するスプリット判定だったことで、結果として評価を上げた。ただし、アデサニヤはその1戦から飛躍的に強くなっているが。

ハーマンソンはテイクダウンからのパウンドを武器にUFC8勝3敗。ホナウド・ジャカレイに判定勝ちして一気にトップランカー入りしたが、ジャレッド・キャノニアにはKO負けした。前戦は暫定王座決定戦に出場したケルヴィン・ガステラム戦で、テイクダウンされた後に潜ってから足をサドルロックして回転できないようにさせてからのアウトサイド外ヒールのバージョンアップ版とも言えるフィニッシュで勝利。テクニカルなグラウンド技術があることも見せた。

イタリアのトップMMAファイターであるヴェットーリは、チョーク・三角・ギロチンなどの絞め技が得意なグラップラーで、アデサニヤもテイクダウンからの攻めで苦しめた。一方で打撃も普通以上に出来る。中堅クラスのイメージがあったが、ランカーには勝っていないものの、3連勝していつの間にかランキング入り。

ランキング4位のハーマンソンに対し、13位のヴェットーリが意外にもオッズで優勢。直前の対戦相手変更の影響は両者にあるだろうが、日程変更になった分、ヴェットーリが不利に思えるが。相性的にも特に不利はない気がする。

ハーマンソン一本勝ち。

第1試合開始は6日朝9時から。速報します。

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