ハビブ・ヌルマゴメドフ「MMAをオリンピック競技にしたい」「EFC(買収した団体)とUFCの業務提携をしたい」

ハビブ・ヌルマゴメドフ「デイナ・ホワイトよ、すぐに会おう」/ヌルマゴメドフが12月2日にモスクワで記者会見(2020年11月28日)

ハビブ・ヌルマゴメドフがロシアのMMA団体を100万ドルで買収(2020年12月01日)

 こちらの続報。


Khabib Nurmagomedov aims to make MMA an Olympic sport by 2028(MMAJunkie)

 ハビブ・ヌルマゴメドフがモスクワで開かれた記者会見で2028年のロサンゼルスオリンピックまでにMMAをオリンピック競技にすることを目指すことを明かし以下のコメント。

「オリンピック競技にMMAを含めることは俺にとって今後数年間の大きな仕事のひとつだ。すでにそれに向けて動いている。近いうちにオリンピック委員会の委員長を含めて多くの会談を予定している。パリ五輪が難しいとしてもロサンゼルス五輪ではMMAをプロモーションする絶好の機会があると思ってる」

「唯一の問題はこのスポーツの残虐性だろう。それはオリンピックで奨励されていない。多量の出血は望んでいない。だが認識を変えさせてスポンサーやテレビの関心を集めれば、MMAはサッカーや陸上競技らと同等になれると思ってる」


Khabib Nurmagomedov targeting UFC Fight Pass deal for newly acquired promotion EFC(MMAJunkie)

 ハビブ・ヌルマゴメドフがモスクワで開かれた記者会見で100万ドルで買収した団体・Eagle FC(Gorilla FCから改称)の試合をUFC Fight Passで配信させる意向を明かし以下のコメント。

「デイナ・ホワイトにはオファーしている。UFC Fight Passと契約してEFCの試合を放送しさせたい。M-1グローバルのような契約とは少し違う感じだ」

「EFCファイターが何度タイトルを防衛すればUFCに行けるか話し合いたい。我々が選手と契約する時にUFC行きのフォローをしてもらいたい。例えば6試合契約を結んだファイターが何度か王座を防衛すればUFCに行けるような仕組みだ」

「誰もがUFCで戦いたいことは秘密でも何でもない。他団体はファイターを残留させたいと考えているが、俺はそうしたくない。EFCを世界への出発点にしたい。UFC以上の団体にしようとしたら最低でも10年以上掛かるし、そんな目標は考えていない。23歳のファイターだったら6~7試合して、その間にタイトルを獲って防衛すれば2年でUFCと契約できる。10年以上先に世界一の団体を目指すよりも現実的な短期目標だ。最終的には世界一の団体のひとつになることが目標だけどね」
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