デイブソン・フィゲイレード 1.33
ブランドン・モレノ 3.50
トニー・ファーガソン 1.61
チャールズ・オリヴェイラ 2.45
ヘナト・モイカノ 2.40
ラファエル・フィジエフ 1.63
ケビン・ホランド 2.10
ホナウド・ジャカレイ 1.77
ジュニオール・ドス・サントス 4.50
シリル・ガーヌ 1.23
カブ・スワンソン 2.35
ダニエル・ピネダ 1.65
マッケンジー・ダーン 1.53
ヴィルナ・ジャンジローバ 2.65
ギャビン・タッカー 2.45
ビリー・クアランティーロ 1.61
ティーシャ・トーレス 1.21
サム・ヒューズ 4.50
セルゲイ・スピヴァク 1.43
ジャレッド・バンデラ 2.95
チェイス・フーパー 1.26
ピーター・バレット 4.15
年内最後のナンバーシリーズ。当初のメインはカマル・ウスマン vs. ギルバート・バーンズのウェルター級タイトルマッチだったが、ウスマンの怪我の回復が遅れ消滅。続いて女子フェザー級タイトルマッチ・アマンダ・ヌネス vs. ミーガン・アンダーソンが組まれたが、王者ヌネスが負傷欠場。さらにピョートル・ヤン vs. アルジャメイン・スターリングのバンタム級タイトルマッチも、ヤンがビザの問題で欠場となり消滅。急遽、3週間前のUFC255で初防衛に成功したばかりのフィゲイレードが、同じ大会で勝利しランキング1位をキープしたブランドン・モレノ相手に、UFC史上最短のインターバルでの連戦に臨む一戦が組まれた。
メキシコ人初のUFC王者を目指すモレノは前座で3連勝した後にセルジオ・ペティス、アレッシャンドリ・パントージャに連敗し、フライ級廃止騒動の煽りを受けリリースされている。しかし昨年LFAでの1戦を挟んで9月に早くもUFC復帰。初戦はACAフライ級王者のアスカル・アスカロフに三者三様のドローだったが、そこから3連勝。フィゲイレードに勝利しているフォルミーガも破っている。リリース前はランカーとはいえ、タイトル挑戦圏内には入っていなかったが、廃止騒動を受けてトップランカーの離脱(DJ、セルジオ・ペティスなど)や、王者セフードの引退もあり、あっという間にランキング1位に。
それでも、タイトル挑戦は元バンタム級王者ガーブラントに先を越され、ガーブラントが負傷欠場すると、下位ランカーのアレックス・ペレスが抜擢されるなど、メインイベンターとしての評価は低かった。時間を置いていれば、またガーブラントが挑戦する流れになっていたかもしれない。
青木真也から「60kg以下は格闘技じゃない」と切り捨てられている軽量級。実際、DJはどれだけ素晴らしい試合を見せても、会場の大観衆はブーイングを飛ばしたり、さっさと帰ったりしていた。そんな中、フィゲイレードは単にフィニッシュするだけでなく、意識を飛ばすKOパンチを持っている。無観客でモニタ越しに見せる試合で、フィゲイレードが軽量級を人気階級にすることができるか。
フィゲイレードKO勝ち。
セミはファーガソン vs. オリヴェイラのライト級注目カード。ファーガソンは3月にタイトル挑戦予定だったが、コロナの影響でヌルマゴメドフが渡米できず中止に。代わりに組まれたジャスティン・ゲイジーとの暫定王座決定戦で完敗し、ここまで7年間積み上げてきたものが全部チャラになってしまった。
相手はUFC史上1位の一本勝ち回数を持つオリヴェイラで、現在7連勝・7連続フィニッシュ勝利。そこまで勝っても、4年間ライト級で勝利がないマクレガーより下のランキングだが、3位のファーガソンに勝てば、ついにタイトルマッチが見えてくる(マクレガーは来月2位のポイエーと対戦するが)。
お互いフィニッシャーで一瞬たりとも気が抜けない。連勝が止まったファーガソンだが、まだオッズではファーガソンが優勢。ファーガソンKO勝ちと予想。
第1試合開始は現在13日8時半とアナウンスされているが、1試合消滅したため9時からになる模様。速報します。