▼RIZIN MMAルール(68.0kg):5分3R ※肘あり
朝倉未来(トライフォース赤坂)
vs
弥益ドミネーター聡志(team SOS)
以前直前で減量するのが負担になると語っていた朝倉未来だが、今回は68kg契約。短期間で再起戦を行うことになったが、こういう時に定番だったのが、海外から良くわからない選手を連れてきて強豪と煽る(強豪の割には二度と呼ばれない)システムだったが、コロナ禍ではそれが出来ずないため日本人対決に。
現DEEP王者の牛久ではなく、牛久に敗れているドミネーターがチョイスされたが、榊原CEOが「牛久かドミネーターかで考えたときに、未来と“跳ねる”というか、大晦日という地上波も考えて、スケール感のある試合が出来るのはドミネーターかなと。」という考えでチョイスした模様。ファイトスタイル的にはドミネーターの方が未来にとってはやりやすいと思うが、そこまで実力差はないので別にリスクマネジメントではないだろう。どちらかというと、牛久や、萩原に勝っている芦田のように、強くても跳ねない選手を呼んで盛り下がらないようにするというリスクマネジメントか。
修斗王者斎藤と互角だった未来だけに、前DEEP王者ドミネーターとも割といい勝負になるのでは。
▼RIZIN MMAルール(67.0kg):5分3R ※肘あり
カイル・アグォン(米国/スパイク22)
vs
クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)
未来 vs. アグォンや未来 vs. コイケもドミネーターと同じくらい見たかったが、アグォンは前戦で負けているし、コイケが初参戦ということを考えたらこの組み合わせが必然か。アグォンも牛久と同じくレスリングが武器の塩分過多なファイトスタイルだが、山本美憂の旦那という縁で再度チャンスを掴んでいる。
クレベルが勝ってインパクトを残すことが期待されていると思うが、地味ながら一筋縄では行かないのがアグォン。クレベルが綺麗にフィニッシュ出来れば、今後が楽しみな存在となるものの、光を消されるリスクもある試合。
ついこの前佐山道場入りしたばかりの中原を佐山の弟子!と煽るのはどうかと思うが、「幻のSRCバンタム級ASIAトーナメントファイナリスト」と言っても誰も知らないのでしょうがないか。中原と言えば、アマ修斗を経由しないで出てきた最初の軽量級スター候補選手というイメージがある。残念ながらその座は初黒星を喫した所に取られ、候補のままで終わってしまったが。37歳で最後の試合が3年前というのは厳しい。
倉本はレスリングエリートで、修斗で豪快なジャーマンを武器に名を挙げたものの、5月の岡田遼との環太平洋王座決定戦で初のKO負け。女子レスリングの五輪金メダリスト・登坂絵莉との結婚で話題となったが、大晦日だからそういう話題が一個でも乗っている方が使いやすいか。
▼RIZIN キックボクシングルール(50.0kg):3分3R ※肘あり
吉成名高(エイワスポーツジム)
vs
ペットマライ・ペットジャルーンウィット(タイ/ペットジャルーンウィットジム)
追加は3~5試合だが、天心・皇治・RENAの試合は組まれる模様。RIZINライト級トーナメント王者のムサエフと、サトシ・ソウザの参戦はなし。