UFC256:第7試合・ケビン・ホランド vs. ホナウド・ジャカレイ

ミドル級。ホランドはランカーとの対戦がないまま、ランキング15位に。ジャカレイはライトヘビー級に上げていたこともありランク外へ。

ホランドは今年1年だけで早くも4連勝。それも、コロナ後の5月からの5ヶ月半で4勝している。ただし、そのうち2試合は、対戦相手の欠場でUFCデビュー戦の選手と組まれている。ジャンピングソバットでのKO勝ちで一気に名前を売ったホアキン・バックリーにもKO勝ち。連勝が評価され、初のメインでトップランカーのジャック・ハーマンソンとの対戦が組まれたが、この時は自身の新型コロナウイルス感染により欠場。本来今大会でジャカレイ戦が組まれていたマーヴィン・ヴェットーリとカードを交換することになった。

ジャカレイは5月に組まれていた試合で、ファイトウィークに入ってから新型コロナウイルス感染が発覚しており、ともに新型コロナウイルス感染で欠場した直後の試合。ホランドが約2週間での復帰なのに対し、ジャカレイは半年以上のインターバルとなる(ともに無症状)。前戦は昨年11月、初めてライトヘビー級に上げてヤン・ブラホヴィッチと対戦するも、両者お見合い多めの打撃戦に終始し、スプリット判定負け。その1試合でまたミドル級に戻しているが、ブラホヴィッチはその後ライトヘビー級王者になっている。

いきなり蹴りをキャッチしたジャカレイがテイクダウン。ホランドは三角クラッチを狙いつつ下から肘を入れるが、ジャカレイが足をサバいてパスすると立つ。ジャカレイ放さずボディロック。ホランドはギロチンに抱えて飛びつくが、外され下に落とされたホランドホランドガードからのパンチを打ち込むとジャカレイ効いた!起き上がってパウンドを打ち込む!意識が飛んでもらっているジャカレイ。KO!

まさかの寝た体勢からのパンチで効かせてKO勝ち。ホランドがビッグネームを下して7ヶ月で5連勝を達成した。

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