【パンクラス】速報中!PANCRASE 320

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さてさてUFC256がまだ開催中ですが新木場STUDIOCOASTではPANCRASE 320が開催されます。これまでに比べるとやや小粒なマッチメイク。村山暁洋(GUTSMAN)×菊入正行(NEVER QUIT)をメインにネオブラッドトーメント決勝に第3部のポストリミナリーなど大容量のマッチメイク。UFCとの時間被りが気になりますが、PPVを観戦しつつ、電波と充電と時間の許す限り速報します。


【第1試合 ライト級】
○丸山数馬(Tri.H studio)
(1R 三角絞め)
×白川洸太(DESTINY JIU-JITSU)
1R、開始早々にタックルでテイクダウンした丸山。逃げる白川に対して不完全ながらバックに回ってポジションをキープ。しかし白川はリバースに成功。だが丸山は下から三角絞め!!何度か掛け直して絞め上げると白川はタップ!丸山が快勝です。


【第2試合 ストロー級】
○リトル(GUTSMAN)
(判定3-0)
×佑勢乃花(フリー)
1R、序盤は遠めの距離からハイを多用していたリトルだが時間が経つにつれ徐々にスタミナをロス。捕獲した佑勢乃花が下になりながらも三角絞め。これは何とか脱出したが、スタンドに戻るとバテバテなのは明らか。佑勢乃花はパンチを振り回して追い詰めると防戦一方。どうにか耐え抜いてラウンドを終えた。
2R、開始直後は軽快な動きを見せていたリトルだが、佑勢乃花は間合いを詰めてボディを打ち込む。動きが鈍ったところに首相撲の膝蹴り。しかしリトルはどうにか組み付くとタックルでテイクダウンに成功。ポジションをキープしてジワジワと肘を落とす。終了間際にブレイクがかかる。スタンドの打ち合いではなんとリトルのフックがヒットし佑勢乃花はグラついてラウンドを終えた。このラウンドはリトルが取った。
3R、パンチの交差から絶妙のタイミングでリトルがタックルでテイクダウン。佑勢乃花は下から腕十字を狙いつつ、リバースに成功。だがすぐにリトルもリバース。上を取り返す。この後は大きな攻め手はないがリトルがグラウンドをコントロール。このまま試合終了。判定はリトルに軍配です。


【第5試合 バンタム級】
○花レメ紋次郎TK(リバーサルジム新宿Me,We)
(判定3-0)
×土肥潤(総合格闘技道場MIBURO)
1R、序盤はスタンドの展開。花レメが右のジャブとローで手数を稼ぐ。その流れから中盤に入って土肥が片足タックル。テイクダウンしたかに見えたが花レメはしっかり対応してすぐに立ち上がった。身体が離れてスタンドの展開。土肥はまたも片足タックル。スタンドでバックに回る。ねちっこくバックをキープ。このままラウンドを終えた。グラウンドになると土肥の真骨頂が炸裂した。
2R、やはり距離を取る花レメ。右ジャブにローを的確にヒット。間合いを詰める土肥は手数で上回られるが、追って追って距離を詰める。すると至近距離で放ったパンチで花レメはフラッシュダウン。すぐに立ち上がって持ち直すが土肥が意地を見せた。オープンジャッジは花レメを支持。手数を取った。
3R、開始直後に土肥は距離を詰めて片足タックル。テイクダウンするが花レメはすぐに立ち上がる。身体が離れると花レメのパンチは的確にヒット。決定打にはならないものの手数で圧倒。距離を取ってパンチを蓄積する。終盤は前に出る土肥に対して花レメは距離を取ってサークリング。逃げる逃げる。距離が近づくと左右のパンチ。完全なヒット&アウェイ戦術を取って試合終了。判定は打撃のヒット数で花レメに軍配。


【第6試合 女子バンタム級】
○東陽子(リバーサルジム新宿Me,We)
(判定3-0)
×直DATE(Team DATE)
1R、開始直後に強烈な右を当てる東。そのまま組み付くとケージ際でテイクダウンに成功。立ち上がろうとする直を上から潰してグラウンドに張り付ける。東は直の腕を膝で抑え込んでポジションをキープ。サイドから強引にアームロックに行くが直は必死で耐えてラウンド終了。
2R、打撃で勝負したい直だが間合いを詰める東が捕獲してテイクダウンに成功。直は身体を密着させてディフェンス。だが東はマウントに移行。パウンドを当てようとするが直は下から足関節!ヒヤっとするが東は向き直って回避。またしてもマウントに移行。パウンドを乱射するが直はシザースで脱出しスタンドへ。東はスタミナをロスしたのか動きにキレがなくなってきた。
3R、息を吹き返した東が組み付いてテイクダウンに成功。ハーフからコツコツとパウンドで削る。直はリバースする余力は残ってないか。東はサイドバックから側頭部にパウンドを集中。あわやの場面を作るが直は足を効かせてディフェンスして試合終了。判定はポジショニングで優位に立った東に軍配です。


【第7試合 フェザー級】
○Ryo(RINGS)
(1R フロントチョーク)
×林優作(ZOOMER)
1R、開始直後から距離を詰めてパンチを打ち込んでいくRyo。林は応戦するも面食らった様子。Ryoは矢継ぎ早に両足タックルでテイクダウン。林がすぐに立ち上がると、それに合わせてギロチンチョーク!下になって絞め上げると林はタップ!Ryoが快勝!客席の前田日明は大拍手!


【第8試合 ストロー級】
○八田亮(ストライプル オハナ)
(1R フロントチョーク)
×尾崎龍紀(総合格闘技道場コブラ会)
1R、寝技に引き込みたい八田。距離を詰めると一気に組み付いてテイクダウンを狙う。尾崎も序盤は対応していたか、ついにテイクダウンに成功。尾崎の動きに合わせてギロチンチョーク!これがガッチリ極まって尾崎はタップ!八田があっと言う間に一本勝ち!


【第9試合 フライ級】
○上田将竜(緒方道場)
(判定2-1)
×杉山廣平(SPLASH)
1R、杉山のパンチに合わせて上田はタックルで組み付く。回転してテイクダウンを狙うが杉山の腰は重い。差し合いが長らく続くが、上田が押し倒してテイクダウンに成功。杉山がすぐに立ち上がるが足を掛けてまたも倒す。グラウンドに持ち込むと上田は首を持ってギロチンチョーク。かなりタイトに入ったが杉山は耐え抜いてスタンドに戻る。ここから長い差し合い。ここから逆に杉山が足を掛けてテイクダウン。肩固めを仕掛けたがタイムアップ。
2R、タックルを仕掛けたのは杉山。しかし上田はこれを潰してアームロック、ギロチンを狙うがこれは不発。ケージ際で差し合いが続く。ここから杉山が投げを打ってテイクダウンに成功。だが杉山はすぐに立ち上がってケージを背にして堪える。さらに杉山は裏投げでテイクダウン。引き出しの多さを見せる。決定的な場面こそないがポジショニングで杉山が優勢か。
3R、後がない杉山だがケージ際で膠着状態が続く。上田は差し合いからアームロックを起点にテイクダウン。さらにギロチンを狙うが不発。逆に杉山がリバースしてマウントを奪取。パウンドをラッシュしてバックマウント。しかし上田はすぐにスタンドに脱出。杉山はしつこく片足タックル。上田は膝をついて堪える。身体が離れると上田は逆にタックルで不完全ながらグラウンドに持ち込んでラウンド終了。判定は試合巧者っぷりを見せつけた上田にスプリットで軍配です。


【第10試合 セミファイナル ライト級】
×冨樫健一郎(パラエストラ広島)
(判定1-2)
○金田一孝介(K-PLACE)
1R、人を喰ったような仕草で挑発する金田一。時折出す右がよく伸びる。対する冨樫も積極的にパンチを出すアグレッシブな立ち上がり。金田一はカウンターのタックルでテイクダウンに成功するが冨樫は下からサブミッションを狙って脱出に成功する。スタンドに戻ると互いに決定打なくラウンド終了。オープンジャッジは2者が金田一。
2R、右のパンチからタックルでテイクダウンを狙う金田一。しかし冨樫は素早く反応してテイクダウンを回避。逆に左のジャブ、ストレートは的確。何度も金田一の顔面にヒットさせて手数で上回る。さらにボディも要所要所で当てて攻勢。オープンジャッジは2者が冨樫。
3R、運命の最終ラウンド。タックルで金田一がテイクダウン。しかし冨樫はすぐに立ち上がる。パンチの交差からまたも金田一が豪快なタックルでテイクダウン。パウンドを乱射。冨樫はすぐに立ち上がったが印象は金田一に大きく傾く。冨樫は顔面から出血。それでも距離を取る金田一を追いかけて間合いを潰す冨樫。だが最後まで捕まえ切れずに試合終了。判定はスプリットで金田一に軍配。


【第11試合 メインイベント ウェルター級】
○村山暁洋(GUTSMAN)
(判定3-0)
×菊入正行(NEVER QUIT)
1R、スタンドでの長いお見合い。互いに様子を窺う静かな立ち上がり。中盤になって距離が近づくとケージ際で差し合い。だが展開を作る事が出来ず身体が離れる。またもお見合いが続くが、菊入のローに合わせてタックルでテイクダウン。菊入はすぐに立ち上がったが明確なポイントを取ってラウンドを終えた。オープンジャッジは村山。
2R、静かなパンチの交差から村山はタックルで組み付く。菊入はケージを背にしてディフェンス。一度は身体が離れるが村山はしつこくタックルで組み付く。だが菊入の腰は重い。差し合いで膠着する場面が続き、互いに決定的な場面がないままラウンド終了。オープンジャッジは菊入を支持。
3R、開始早々に村山が胴タックルでテイクダウンに成功。菊入はケージを背にして完全に背中を付けさせない。しかし村山の組みが強くケージに封じ込められる。残り3分で菊入は脱出。しかし村山は大外刈りで豪快なテイクダウン!素早くバックに回ってグラウンドをコントロール。残り1分で菊入はスタンドに脱出。だが村山はしつこく組み付いて菊入の動きを封じる。このまま試合終了。判定は40歳のベテラン村山が判定勝ちです!


【第1試合 第26回ネオブラッドトーナメント ストロー級 決勝】
○山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We)
(判定3-0)
×谷村泰嘉(禅道会)
1R、開始直後に谷村のパンチが効いたか山北は腰を落とす。しかし山北は持ち直すとグラウンドで上になるとコントロール。バックマウントを経由してヒールホールドを仕掛ける。長らく絞め続けるが谷村は耐え続けてラウンドを終えた。
2R、開始早々に山北がテイクダウン。すぐさま肩固めに移行。極まらないと見るやマウントを奪取。谷村は脱出を図るが山北はガブってコントロール。その後にインサイドガードを確保してラウンドを終えた。
3R、谷村の右ストレートがヒット。逆転の期待が高まるが山北はすぐさまタックルでテイクダウンに成功。上をキープする。さらにバックに移行するとポジショニングを制圧。判定を制してネオブラ王者に輝いた。
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