【UFC】速報中!UFC 256 フィゲイレード×モレノ

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今日は激動の2020年を締め括る最後のUFCナンバーシリーズ。UFC256がラスベガスUFC APEXで開催されます。メインはフライ級タイトルマッチのデイブソン・フィゲイレード×ブランドン・モレノの一戦。両者ともに11月の試合をしており、中1ヶ月未満というインターバルで対戦するという異例のタイトルマッチ。果たして体調面はいかがなものか。今回もWOWOWを観戦しつつ、電波と充電の続く限り双方します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【ヘビー級】
×ジュニオール・ドス・サントス
(2R TKO)
○シリル・ガーヌ
1R、パンチの交差から差し合い。ガーヌががぶるがサントスはすぐに脱出。身体が離れるとスタンドの展開。互いにプレッシャーをかけ合いながら時間が流れる。中盤になるとガーヌはロー、ミドルを多用。特にミドルはボディにヒットしやや効いたような素振りを見せる。逆にサントスは振り回したフックがヒットさせてラウンドを終えた。
2R、ガーヌは左ローを的確にヒット。サントスの身体が流れ始める。ガーヌは距離を取ってローを蓄積。動きを止めたところでストレートがヒット。サントスは後退。さらにガーヌが組みつくと側頭部に肘を入れるとサントスは膝をついてダウン。レフェリーが試合を止めた。


【ミドル級】
○ケビン・ホランド
(1R TKO)
×ジャカレ・ソウザ
1R、ホランドのトーに合わせてジャカレがタックルできれいにテイクダウン。ホランドは下から三角を狙いつつスタンドに脱出。しかしジャカレはしつこく組み付く。身体を密着させてケージに押し込んでまたしても寝かせる。しかしホランドは長い足を効かせてディフェンス。さらに下からフックを打ち込むとクリーンヒット。意識が飛んだジャカレにさらにフックを打ち込むとジャカレはダウン!レフェリーが試合を止めた。ホランドが下からフックで衝撃的なTKO勝ち!

【女子ストロー級】
○マッケンジー・ダーン
(判定3-0)
×ビルナ・ジャンジロバ
1R、開始直後からダーンはいけいけ。間合いを詰めると左右のフックを振り回してケージに追い詰める。ジャンジロバは瀬戸際で回避するとパンチを打ち返す互角の展開。終盤になるとまたも前進してパンチを打ち込んだダーンはそのまま組み付いてケージに押し込むがジャンジロバの腰は重い。身体が離れて再びスタンドの展開。寝技師同士の対戦らしからぬ打ち合いでラウンドを終えた。
2R、またしてもスタンドで小回りの効いた打ち合い。互いに回転の速いパンチを出し合う。時折差し合いになるが両者ともに倒しきれずにスタンドの状態が続く。終盤にはパンチを振るって前に出るダーン。組み付くとジャンジロバがテイクダウンに成功。ダーンはパンチを被弾したのか顔面から出血している。せっかく上になったジャンジロバだが寝技を警戒して攻撃を仕掛けられない。するとダーンは下から足関節を狙うなどアクティブな動きを見せてラウンドを終えた。
3R、出血のダメージはないダーン。変わらずに積極的に前に出てパンチを出す。ダーンも打ち返して互いに決定的な場面はない。中盤になるとダーンが間合いを詰めてテイクダウンを仕掛けたがジャンジロバはするっと身をかわしてスタンドでバック回ってテイクダウンに成功。だがすぐにスタンドに戻る。終了間際にはジャンジロバが差し合いから飛びつきの腕十字。続けて下から足関節を狙ったところで試合終了。微妙な判定はダーンに軍配。1、2Rで先手先手を取った事功を奏したか。


【ライト級マッチ】
×トニー・ファーガソン
(判定0-3)
○チャールズ・オリベイラ
1R、オリベイラはジワジワとプレッシャーをかけると重たいパンチを放つ。ファーガソンは一瞬面食らったが回避すると打ち返して体勢を立て直す。近い間合いで一触即発の状態が続く。するとオリベイラが組み付くとリフトしてテイクダウンに成功。サイド→マウントと簡単に移行。側頭部のコツコツとパウンドを当てる。さらには肘打ち。ポジションを完全に制圧。すると終了直前にオリベイラは腕十字!!完全に腕が伸びるが耐え抜いてラウンド終了。なんとなんと危ない場面を切り抜けた。
2R、スタンドで前に出るオリベイラ。パンチを打ち込み、ファーガソンの蹴りを掴んでテイクダウンに成功。しかしファーガソンが下から蹴り上げるとこれが顔面に入ってオリベイラは出血。ドクターチェックの末に再開。オリベイラはファーガソンの足を捌いてゴツゴツとパウンドを落とす。ファーガソンは下から足関節を狙って必死でディフェンス。だがポジショニングはオリベイラが完全に支配してラウンドを終えた。
3R、ファーガソンの蹴りを掴んだオリベイラ。組み付いてリフトすると豪快にテイクダウンに成功。すかさずサイドを移行。さらにはマウントを奪取。そのまま足を巻き込むような三角絞め!決まったかに見えたがファーガソンは脱出に成功。だがポジションはオリベイラがサイドを取ったまま。一瞬ファーガソンがリバースしかけたが、オリベイラはすぐに倒して上をキープして試合終了。判定は当然オリベイラ。ファーガソンを完封です。


【フライ級タイトルマッチ】
△デイブソン・フィゲイレード
(判定1-0)
△ブランドン・モレノ
1R、開始直後からフィゲイレードが圧力をかけて前に出る。眼光を鋭く完全にかかっているかのよう。その表情で無慈悲にパンチを打ち込んでいく。手数は圧倒的にフィゲイレード。モレノもパンチを打ち返すがフィゲイレードはスウェイでかわしてヒヤリとするが決定打をもらわない。終盤もプレッシャーは衰えず単発ながらパンチを打ち続けてラウンドを終えた。
2R、やはり1Rと同様にプレッシャーをかけるのはフィゲイレード。間合いを詰めて積極的にパンチを出す。後手に回っているモレノだがカウンターのタックルで2回のテイクダウンに成功。フィゲイレードはすぐに立ち上がるが突破口を見出しつつある。終盤にはスタンドでの打ち合いでもモレノのパンチが徐々にヒットし始めてラウンドを終えた。
3R、このラウンドもにじり寄ってプレッシャーをかけるフィゲイレードだがスタミナをロスしたのか少しだけ動きが重たくなる。するとモレノは細かいパンチを的確当て始めて攻勢。決定的な場面こそ作れていないがフィゲイレードの表情に疲れが見える。中盤に入るとフィゲイレードの前蹴りがローブローになり試合は中断。フィゲイレードに減点1が告げられる。再開すると前に出る圧力にバランスを崩したモレノに対して上を取るフィゲイレード。だがここは攻め手なくスタンドに戻ってラウンドを終えた。
4R、先手を取るのはモレノ。細かいパンチを的確に当てて主導権を握る。組み付いてきたフィゲイレードに対して逆にモレノがテイクダウンに成功。だがフィゲイレードはすぐに立ち上がると激しい打ち合い。お互いにパンチを被弾してダウンしてもおかしくない場面が続く。終了間際にモレノが積み付いてサバ折でテイクダウンに成功。一進一退だがモレノがこのラウンドを取ったか。
5R、運命の最終ラウンド。フィゲイレードはテイクダウンされるのを警戒しているのか大振りはなりを潜めて様子を窺う。モレノも前に踏み込めず一転してジリジリした展開が続く。終了間際に組み付いてきたモレノ。ケージに押し込んでテイクダウンを狙うが、逆に投げでテイクダウンしたのはフィゲイレード。上からパウンドを落として試合終了。本当に微妙な判定。どっちに転ぶか。判定はなんとドロー裁定。フィゲイレードが王座防衛に成功。いやはやモレノが大善戦。
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