【写真】 高校生シューターとして注目を集め、キャリア序盤から厳しい戦いもあった安芸が20歳の誕生日に再スタートを切った(C)MMAPLANET
TORAO NATION STATE主催プロ修斗公式戦「闘裸男FORCE」が、13日(日)に香川県高松市の高松シンボルタワー展示場で開催された。
プロ6試合、上位3カードは四国沖縄が組まれた当大会──ここではその対抗戦の第1試合、安芸柊斗旭那拳の一戦をお届けしたい。
<フライ級/5分2R>
安芸柊斗(日本)
Def.2R2分05秒by TKO
旭那拳(日本)
まず右ローを蹴った安芸、旭那も左リードフックを振るっていく、その左に組んでいった安芸は、離れると旭那の右に左を合わせていく。
シングルに出た旭那は一度は切られパウンドを被弾しても、亀から起き上がりつつ低い姿勢で組んでいく。
安芸はスプロールし、首相撲で崩すと、組の中でパンチを有効に使っていく。旭那は再び低い姿勢のシングル、すぐに立ち上がって左の相打ち──と思いきや、安芸が打ち勝つ。
後方に倒れた旭那のスクランブルを潰して殴る安芸は、立ち上がった直後にも左に右を合わせる。旭那はそのまま組みつかれてもケージに押し込むが、ブレイクが掛かる。
互いにスイッチを織り交ぜて戦うなか、旭那が右を当て左につなげる。ここで安芸は間合いを図るなかでオーソ→サウスポー、さらにオーソにチェンジし右ストレートに続き、前足の左ハイを狙う。
サウスポーで右クロスをヒットさせた安芸に対し、旭那はテイクダウンを狙うも、力がなく切られてしまう。安芸は立った状態でパウンドを落とし、続くスタンドの展開でもボディロックテイクダウンを決める。
旭那は背中をマットにつけ、安芸にエルボーを打たれ劣勢が続く。
スタンドに戻り旭那はパンチの交換後に旭那がダブルレッグでケージに押し込む──も、ブレイクが掛かり初回が終わった。パンチを当てた後のテイクダウン狙いをしっかりと切った安芸が試合をリードした。
2R、左を出し合った両者。旭那のクリンチ狙いを崩した安芸は、スタンドで待ち受けオーソで右ストレート、そのままスイッチすると旭那が離れる。ここでローの蹴り際に左を当てていった旭那だが、続く右フックにカウンターで左を被弾する。
圧力を高めた安芸が距離をつめるも、殴って間合いを取り直した旭那が左を振るう。
安芸も右を返し、左ストレートを踏み込んでヒットさせる。さらに左フックに右を合わせ、倒れないよう組んできた旭那の立ち上がり際で、安芸が右を打ち抜く。
後方に倒れた旭那にパウンドの追撃を入れた安芸が、昨年12月の敗北から再起を遂げ──ケージに登り感極まる場面も見られた。
■ Toaro X Force 四国沖縄以外の試合結果
<ライト級/5分2R>
結城大樹(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
國頭武(日本)
<ライト級/5分2R>
CHAN-龍(日本)
Def.1R3分39秒by アメリカーナ
紀州(日本)
<フライ級/5分2R>
泰斗(日本)
Def.2-1:20-28.20-28.18-20
横関タルト(日本)
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