UFC on ESPN+41:第8試合・マルチン・ティブラ vs. グレッグ・ハーディ

ヘビー級。

ポーランドのティブラはUFC7勝5敗。けっこうなキャリアがあるがランク外。テイクダウンからの抑え込みが武器で、ヘビー級の選手にしては判定勝ちが多く、7勝のうち5つが判定。ノーランカー相手とは言え、地味に3連勝している。

NFLのハーディはアマチュアMMAでのデビューから3年、プロデビューからは2年半のキャリアで、やはりキャリア不足を感じさせる部分がありながらも、初期はその身体能力と破壊力のある打撃を武器にKOの山を築いていた。その後、3試合連続判定決着となったあたりから、技術的には向上してきていても、良くも悪くも普通の選手になりつつあったが、前回はやはりランク外の中堅ファイターであるモーリス・グリーンにパンチでダウンを奪ってからのパウンド連打で久々のKO勝ち。ここで勝てばランキング入りが見えてくる。

組み付いたティブラを引き剥がしたハーディ。離れた間合いでの打撃戦。ハーディがヒット&アウェイで打撃を入れる。パンチからミドルを入れたティブラ。ハーディ左ボディ。ティブラが出るところに左を顔面にヒット。また左ボディ。右もヒット。ティブラも打撃戦で応じていたが、残り45秒でタックル。切られた。ケージを背負ったティブラに打撃のラッシュ。もらいながらも凌いでいるティブラ。残りわずか。ハーディ行かずホーン。

1Rハーディ。

2R。打撃戦からティブラがタックルを狙ったがかわされた。ハーディはまたヒット&アウェイ。前に出ていくティブラだがハーディ距離を取る。飛び込んでくるところに右フックを合わせる。ティブラダブルレッグ。ケージに押し込むと尻クラッチしてテイクダウン。押さえ込んだ。パンチを打ち込むとハーディ腕でブロックするが殴られ続ける。逃げるでもなくブロックするだけでティブラがパンチを打ち放題。レフェリーストップ。

ティブラ4連勝。

中盤まで良かったハーディだが、最後はスタミナ切れか?下になったらあっさりと敗れた。初めてのフィニッシュされての負け。

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