UFC on ESPN+41:第5試合・デロン・ウィン vs. アントニオ・アロヨ

195ポンド契約。

ウィンはダニエル・コーミエのスパーリングパートナーで、重量級ながら168cmしかないちっちゃめのコーミエという感じの体格。ミドル級でも小さいのに、UFCデビューまではライトヘビー級で戦っていた。MMAデビュー後の2018年までレスリングに出場しているレスラー。UFCデビュー戦は判定勝ちしたが、その後は2連敗中。本来はアントニオ・ブラガ・ネトと対戦予定だったが、ネトの欠場(理由は非公開)により、アントニオ・アローヨとの対戦に変更となっている。直前のため、ミドル級の185ポンドではなく、195ポンド契約に。

ブラジルのアロヨは先月試合が組まれていたが、相手のエリク・アンダースが減量中の体調不良により欠場し、試合当日に消滅していた。去年のコンテンダーシリーズで勝利し、11月にUFCデビューするも同じくコンテンダーシリーズ上がりのアンドレ・ムニスに全くいいところなく判定負け。今回はそれ以来の試合。バックボーンはムエタイ

ミドルを入れたアロヨ。間合いをとって蹴りを入れる。ウィン飛び込んでタックル。ケージに押し込む。テイクダウン。アロヨ立ったが、すぐにケージに追い込むと、シングルレッグでテイクダウン成功。しかし寝かせる前に立たれた。アロヨ距離を取るが、すぐにプレスしてケージを背負わせたウィンがタックルでテイクダウン。立とうとするアロヨを完全に寝かせた。アロヨがガードから三角。足をサバいて外したウィンだが、その瞬間に立ったアロヨ。パンチを打ち込む。もらったウィン。逆にアロヨがプレスしていく展開に。ウィンはちょっと疲れたか。残り1分でシングルレッグで飛び込んだウィン。アロヨ切った。肘。立つと顔面に前蹴り。ウィンがタックルで尻餅をつかせるがホーン。

1Rはテイクダウンを取られたもののそこからの攻めを許さずスタンドでの打撃を入れたアロヨのラウンド。

2R。バックキックを放ったアロヨだがタックルを合わされ倒される。ガードを取るアロヨ。ハーフから体を押して距離を作り立つウィン。距離を取りジャブを入れるアロヨ。ウィンのタックルにカウンターの膝。そのまま組み付くウィンだが引き剥がした。ジャブ、サイドキックを入れるアロヨ。パンチで飛び込んだアロヨだがタックルを合わされ倒される。亀に。立ったがウィンがケージに押し込む。しかし疲れている。投げを狙ったが倒しきれず。膝をついたアロヨがまた立つ。離れた。アロヨも疲れが見える。ウィンタックル。テイクダウン。ガードのアロヨにウィンは密着したままパウンド。ホーン。

2Rはウィンか。

3R。ウィンすぐタックル。簡単に倒されたアロヨ。パウンドを入れるが足で距離を作るるアロヨ。入っていくウィンに足関。ウィンが足を引き抜いて離れたところで立った。しかしまたタックルでイージーに倒されるアロヨ。スタミナ切れで簡単に倒されるようになっている。ウィン一度立ってスクートになるが、また押さえ込むウィン。また立ってスクート。アロヨ立った。右ハイ。しかしまたウィンがタックル。テイクダウン。残りわずかで立ってスタンドになるがタイムアップ。

三者29-28でウィン勝利。

テイクダウン後の武器がないウィンだったが、アロヨが先にスタミナ切れしてくれたことでテイクダウンを繰り返して勝利。

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