UFC on ESPN+41:第2試合・ジミー・フリック vs. コーディ・ダーデン

フライ級。12月5日に組まれていた試合だが、ダーデンがメディカルチェックでストップがかかり、今回に延期となった。

フリックは7月にLFAフライ級王者となり、9月のコンテンダーシリーズでも一本勝ちでUFCと契約。15勝5敗の30歳で、15勝のうち13の一本勝ちがあるグラップラー。特に肩固めでの勝利が多い。一方で、ローカルでの5敗はUFCを狙う選手にしてはやや多めで、うち4敗がKO負けとなっている。

ダーデンは8月にUFCデビュー。クリス・グティエレスと対戦し、1Rにテイクダウンすると、ずっとバックをキープし続けてチョークを狙ったが決まらず。2R以降はテイクダウンを奪えない展開が続き、結果的に1R10-8、2R・3Rが9-10のトータル28-28×3でドローとなった。こちらもフィニッシュ率が高く、一本・KO両方ともあって、判定勝利は1度のみ。

ダーデンがタックル。テイクダウン。バックマウントでパウンドを打ち込む。立ったフリックだが、ダーデンなおもバックを取りテイクダウンを狙う。離れたダーデン。ジャブ。右をもらったフリック。カーフキック。フリックハイキックからタックルに入るが、切られてまたパンチを貰う。フリックは前に出てハイキック。キャッチされたが飛びつき三角!ライアン・ホール式の腕を流さないまま絞める三角でタップアウト!

注目の寝業師フリック、序盤のテイクダウンされてからの一連の動きと、スタンドでパンチを貰うあたりにかなり不安が残る内容ではあったが、きっちりと一本勝ち。

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