榊原信行CEOが3.14東京ドーム大会の対戦カードに言及


「興奮しすぎていて忘れてました。2021年、3月14日、RIZINを東京ドームで開幕戦を迎えられるように今から準備します。新たな舞台に世界中から集まる選手たちと。コロナの状況もありますが、今から準備はしないと。一緒にドームに行きましょう」と、東京ドーム大会を高らかに宣言した。

 速報でも書きましたが、3月14日東京ドーム大会を発表しています。大会名称は『RIZIN.27』でしょう。


 試合後会見で榊原信行CEOが以下のコメント。

 大会終了後の総括インタビューで、榊原CEOは東京ドーム大会について「誤解のないように言いますと、3月14日の東京ドームで今日来場した武尊選手と天心選手がやるってことではないですので。RIZINとしてのオリジナルストーリーの中で、2021年の最初のサプライズとして東京ドームに進出したいと思っております」と切り出した。

「これの大きな理由は、今日さいたまスーパーアリーナでほぼ50%の観客の人たち、9,978人の方々にご来場いただいて超満員札止め。本当にチケットがなくて。それも今日、当日券でなくなったわけではなくて一斉発売時にもうチケットがないんですね。今回は本当に心苦しかったんですけれども、SRS席を例にとると3万円だった席を5万円に金額を上げさせていただいたんですね。5万円って本当に大きなお金だと思うので、もっと価格も下げたいです。

 でもこのクオリティを維持して、今まで2万人入って作り上げていたもののクオリティを崩さずに、選手のファイトマネーも半分しか入らないのでみんなも半分でいいのとは言いたくないです。だから自分たちがこの中でサバイブしていくためには、あえて東京ドームに進出して、5万人入れられますから半分だったら2万5000人が入れられる。自分たちが生きていくひとつの手段としてもうって出るべきだと思いました。東京ドームさんともいろいろな形でお話をする中で、3月14日に調整をしていただいて我々を迎え入れてくれるという英断をいただいたので。

 那須川天心も武尊も次の試合が決まっているので、さすがに3月14日は無し。観客が何人入れられるかについては「ひょっとしたら緊急事態宣言でまた5000人しか入れられないとか」とも言ってるので、新型コロナウイルスの状況次第でしょう。さすがに中止や無観客を要請してくることは無いと思いますが。

 PRIDE時代の東京ドーム大会は、高田延彦vsヒクソン・グレイシー、PRIDEグランプリといった大きな仕掛けが用意されていた。令和のRIZINは何を仕掛けるのかと聞かれると「奇をてらったことは考えていません。ただ海外の選手が来れる来れないにもよりますけれど、来れると仮定すると、例えば戦地から戻ってきたムサエフ選手と大晦日でやるはずだったサトシ・ソウザのライト戦のベルトを懸けた戦いもできるでしょうし、Bellatorのスコット・コーカーとも話をしてBellatorバンタム級王者アーチュレッタも準備が整っていますから堀口とベルトを懸けて戦うですとかね。いろいろ今のRIZINの5年間で紡いできたドラマをさらに一歩進めることで、ドームが十分今なら埋められる感覚をもっています」と、直球勝負したいと話す。

 また、シバターの投入はあるのかとの質問には「シバターとも話をして、十分参戦してもらうに値するポテンシャル、パフォーマンス、存在感を示してくれました。そこもしっかり向き合わせていきたいと思っています」と、東京ドーム大会にシバターの再登場はありえるとした。

 5万人なら“大きな仕掛け”が必要でしょうが、最大でも半分ならさいたまスーパーアリーナのアリーナバージョンと大差ないので直球勝負で良いということでしょう。シバターは今回は予想以上に良かったですが、対戦相手次第ですかね。続きを読む・・・
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