グラップリングの印象の強い山田。ADCC日本予選、DEEP X、VTJグラップラーズクラウンに最近だとQUINTETなど名だたる寝技の大会に出場。圧倒的な極めの強さを見せています。一方でMMAの経験も何気に豊富。2004年からパンクラスに出場し、DREAMと対峙していた戦極にも参戦。ある意味で生き字引的な経歴を持っています。
ここ最近はMMAの試合から遠ざかっていますが、現役のZSTウェルター級王者。その試合運びは得意の寝技をベースにしたファイトスタイル。あっと言う間にギロチンチョークやオモプラッタで一本を取る極めの強さを誇ります。最後にMMAで試合をしたのが2017年。ブランクを埋める事が出来れば極めの強さが修斗でも垣間見えそうです。
1.31プロ修斗・ニューピア大会決定対戦カード発表
— MMA-SHOOTO オフィシャル (@xshooto) January 1, 2021
2021年、修斗重量級が動き出す!
ZST王者山田崇太郎が修斗初参戦!ONEWSから参戦グンター・カルンダと激突
◎83.9kg契約5分3R
山田崇太郎(日本/ThePandemonium)※ZSTウェルター級王者
vs
グンター・カルンダ(コンゴ/Tri.H studio)#shooto0131 pic.twitter.com/8gyNNdLmMs
対戦相手はコンゴ出身のグンター・カルンダ。日本ではRoad to ONE:3rdに出場して手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場)と対戦しています。手塚の打撃で敗れましたが、見るからに強靭なフィジカルは日本人選手にとっては脅威でしょう。
過去に山田がスプリットで敗れた濱岸正幸戦を思い返すと、寝技を凌いで逆にテイクダウンしたり、下からリバースしてスタンドに脱出して主導権を握ったのが印象的。もしカルンダがパワーにモノを言わせて同じような試合運びを見せたら緊張感のある展開になるはずです。
これまでなかなか動きがなかった修斗の重量級戦線。山田とカルンダの参戦で勢いがつきそうな気配。これをきっかけに選手層が厚くなってきたら修斗がさらに面白くなってくるでしょう。注目。