UFC on ABC1:第4試合・カーロス・フェリペ vs. ジャスティン・タファ

ヘビー級。

UFC1勝1敗のフェリペ。バックボーンはボクシング。初戦はセルゲイ・スピヴァク相手にテイクダウンされるとザルで判定負け。2戦目はヨルガン・デ・カストロに打撃の手数で上回り判定勝ち。試合中、やけに挑発行為が多い。

オーストラリアのタファはマーク・ハントとともにトレーニングし、MMAデビューからわずか3戦でUFCと契約したが、初戦はヨルガン・デ・カストロに秒殺KO負け。しかし前戦はフアン・アダムスを逆に秒殺KOしてUFC初勝利を飾った。その試合から約1年ぶりの試合。

ローやジャブで牽制する両者。タファの左ミドルがヒット。フェリペワンツー。タファのカーフキックで明らかに効いた様子を見せたタファだが、逆に効いてないとアピール。ミドル、カーフキックを入れていくタファ。フェリペは単発のパンチを入れていくが、残り1分時点でヒット数は5発。カーフキックでバランスを崩したフェリペ。残りわずかになってからフェリペも手数を増やしていくがホーン。

1Rは手数でタファ。

2R。ミドルを入れるタファだが、フェリペは手数を増やしてきた。パンチ連打を打ち込む。距離を詰めてシングルレッグを狙ったがかわされる。タファの左ボディがヒット。フェリペは効いてないとアピール。タファのワンツーがヒット。フェリペも前に出てパンチを打ち込んでいくが、アイポークがあり口頭注意を受ける。フェリペがパンチ連打で出るとケージを背負ったタファにパンチを打ち込む。逃げるなとアピールするフェリペ。組んで押し込む。離れた。近い間合いでパンチの打ち合い。フェリペの右のダブルがヒットするがタファも前に出て打ち返す。ホーン。

2Rは手数を増やしたフェリペのラウンド。

3R。フェリペがパンチを打ち込み出る。頭をくっつけた超至近距離でのパンチの打ち合い。タファ三連打。が、今度はタファにアイポーク。再開。ジャブを入れるタファに右を打ち込むフェリペ。両者手数が増えてきた。タファが組み付いてケージに押し込む。押し込んで殴るタファだが、フェリペが入れ替えて離れる。しかしまたタファがケージ押し込み相撲。押し込みながらパンチ・膝を打ち込む。残り30秒で離れた。中央で足を止めての打ち合い。実況陣は大喜び。打ち合いのままタイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットでフェリペ勝利。

実況陣は喜んでいたが、あの打ち合いを最初からやってという気がした。

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