UFC on ABC1:第1試合・ジェイコブ・キルバーン vs. オースティン・リンゴ

フェザー級

柔道・空手の黒帯のキルバーンは一昨年12月にビリー・クアランティーロとのUFCデビュー戦対決ではグラウンドで圧倒され、何もさせてもらえないまま一本負け。クアランティーロはその後2連続で一本勝ちし、先月4戦目を行ったが判定負けしてここまで3勝1敗だが、キルバーンはその後試合がなく、これが2戦目。25歳。

ザラルはモロッコ出身で、キルバーン同様UFCデビュー戦対決で敗れて以来の2戦目。2月にユーセフ・ザラルと対戦し、サークリングで距離を取るザラルを捕まえられず、テイクダウンを取られて判定負け。26歳。

間合いを詰めていくリンゴ。パンチを打ち込みキルバーンダウン!キルバーンすぐに立つが、リンゴはどんどん出ていく。キルバーンのタックルを受け止めたリンゴ。放してジャブを入れる。キルバーン苦し紛れのタックルを切られ、パンチを貰い続ける。シングルレッグに入るキルバーン。ケージに押し込む。が、切られた。強烈なパンチを打ち込むリンゴ。左ボディ。キルバーンもパンチを打ち返していく。しかしまたタックル。読まれて切られる。残り1分。リンゴのワンツーがヒット。キルバーンは圧されてケージを背負う展開。キルバーンローブローがありタイムストップ。再開。キルバーンのバックブローがヒット。が、残りわずかしか無いのにまたタックル。ホーン。

1Rリンゴ。

2R。またパンチで出るリンゴ。キルバーンタックル。今度はテイクダウン成功。が、下から蹴り離したリンゴが立ってスタンドへ。またパンチを打ち込むリンゴ。キルバーンのタックルは切られる。リンゴの右がヒット。キルバーンまたタックル。止められる。またタックル。また止められる。もはやテイクダウンするというより凌ぐためのタックルになっている。受け止めたリンゴがケージに押し込んでいく。パンチで出るリンゴ。キルバーンまたタックル。倒した瞬間に立たれた。リンゴが逆にタックル。キルバーンは苦し紛れのギロチン。外された。立ったが、残り2秒でまたタックルへ。ホーン。

2Rリンゴ。

3R。パンチを貰ったキルバーンだがリンゴがパンチの連打を打ち返すとまたタックル。切られてキルバーンが逆にタックルに入ると首投げで投げた。が、投げ終わりに下になる。下からキムラを狙うがディフェンスされている。そのままキムラスイープ。が、上を取ったところで立たれた。消耗しているキルバーン。リンゴのパンチを貰う。しかしリンゴも疲れてきていて、仕留めに行く様子はない。残り1分。リンゴの右がヒット。逆転が必要なキルバーンだがロー。残り5秒でまたタックルに入るキルバーン。タイムアップ。

勝利アピールするリンゴに、キルバーンも両手を上げてアピール…。

30-26×2、30-27の3-0でリンゴ勝利。

打撃で上回っての勝利だが、フィニッシュには至らず。

キルバーンは負けているのに毎ラウンド残りわずかでタックルに入っているのはなぜ?仮にテイクダウンしたとしてもジャッジが変わるような差でもなかったのに。

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