【F2W160】組み技でも大人気!! JZ・カバウカンチ、大技連発でジャスティン・レニックを3-0で下す

16日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミのフォー・アンバサダーズ・ビルディングにてグラップリングイベントFight 2 Win(F2W)160 が行われた。

ここではHERO’sやDREAMと日本のMMAで活躍したJZ・カルバンこと、JZ・カバウカンチがフロリダで大物振りをみせた一戦をお届けしたい。

<ノーギ/7分1R>
JZ・カバウカンチ(ブラジル)
Def. 判定3-0
ジャスティン・レニック(米国)

抜群の会場人気を誇るJZは、ファイトスポーツのメンバーに花道で見送られマットへ──ノーギグラップリング5勝0敗とコールされた。すぐにシングルを狙ったJZ、反応したレニックの左手を右手で取り、頭を左手で固定させるや、右足を思い切り振り上げて、頭をステップオーバー。同時に右足で頭を刈って、左腕を巻き込むように腕十字へ。

ここはレニックが腕を抜いて逃れるも、ほとんどマスクをしていない観客は大興奮状態に。下を取ったレニックに対し、JZは果敢にパスを狙う。レニックは足を戻し、両足をJZの右足に絡ませ外掛けでインサイドヒールを狙う。

ロールしながら防ぎ、自らも内ヒールを狙うJZ。レニックは極まらないと指を振り、放したJZがトップ、レニックが座る。JZチャントまで起こる会場、レニックは左足を掴んで後転から再びヒールを狙う。JZが足を抜き、右腕を差してパスのプレシャーを与える。

レニックはラバーガードから、クローズドに戻す。立ち上がったJZは足を払ってパス狙いもレニックがしっかりと足をきかせる。ならばとJZはニースライスを仕掛けると思させ、ストレートフットロックへ。立ち上がったところでヒザを捻りにいくが、足を抜いたレニックが座り直してニーシールドを取る。JZはここも足関を狙いつつ、すぐに立ち上がって側転パス。残り5秒でもヒール狙いに反応したレニックに対し、飛び込み十字と派手な仕掛けを続けたJZが3-0の判定勝ちを決めた。


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