【UFC】速報中!UFC 257 ポワリエ×マクレガーⅡ

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今日は待ちに待ったコナー・マクレガーの復帰戦。UAEのファイトアイランドで開催されるUFC 257でダスティン・ポワリエと対戦します。前回はマクレガーの圧勝。あれから7年が経過してトップ戦線に浮上したポワリエのリベンジなるか。マクレガーは1年ぶりの復帰戦でいつもの動きが出来るか。さらにはべラトールからUFCに移籍したマイケル・チャンドラーのデビュー戦と見どころ十分。今回もWOWOWを観戦しつつ、電波と充電の続き限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【ミドル級】
×アンドリュー・サンチェス
(3R TKO)
○マフムート・ムラドフ
1R、得意の打撃を武器にガンガン手数を出して前に出るムラドフ。対するサンチェスは打撃で応戦しつつタックルを仕掛ける。しかしムラドフは完全に切って終始スタンドの状態が続く。こうなると決定的な場面こそないがムラドフが攻勢のままラウンド終了。
2R、プレッシャーをかけるのはサンチェス。ケージに追い込んでからタックルで組み付く。だがムラドフの腰は重い。身体が離れるとやや膠着。ムラドフはスタミナが切れたかやや失速。しかし終了間際に右フックをヒットさせてラウンドを終えた。
3R、サンチェスは鼻から出血。動きが鈍い。前に出るもののもう一歩踏み込めずジリジリした展開。中盤に入るとパンチの交差からサンチェスの右フックがヒット。しかしムラドフもオーバーハンドの右フックを打ち返すとサンチェスは千鳥足。ムラドフはチャンスと見るや飛び膝で距離を詰めると左右のフックを連打。ガードを固めるサンチェスだったが見かねたレフェリーが試合を止めた!ムラドフが自慢の剛腕で快勝です。


【女子フライ級】
×ジェシカ・アイ
(判定0-3)
○ジョアン・コールダウッド
1R、開始直後からパンチを仕掛けるアイ。対するコールダウッドは首相撲に捕らえて膝蹴りで反撃を図る激しい展開。アイはケージに押し込んで首相撲を回避する。さらにショートレンジで細かいパンチをヒットさせて手数を稼ぐ。コールダウッドは口が開いてスタミナが切れのように見える遠い距離からパンチを的確に当て互角の展開のままラウンドを終えた。
2R、引き続き近い距離での打撃戦。クリンチした状態でアイはアッパーやボディ、コールダウッドは膝蹴りを仕掛ける。時間が経過するとコールダウッドの膝がボディをえぐる場面が増える。アイは嫌がって距離を取る。スタンドの状態が続くとパンチの交差から組み付いてアイが浴びせ倒すようにテイクダウンに成功。このままラウンド終了。
3R、序盤からアイは片足タックルで組み付いてケージに押し込む。この状態がしばらく続く。膠着しているが仕掛けているアイがアグレッシブな印象。しかしここでブレイク。身体が離れるとリーチ差を活かしてコールダウッドが的確にパンチをヒット。さらに首相撲からの膝をボディに蓄積。嫌がったアイのタックルを切ったところでラウンド終了。微妙な判定はコールダウッドに軍配です。


【ライト級】
×ダン・フッカー
(1R TKO)
○マイケル・チャンドラー
1R、開始直後からプレッシャーをかけるチャンドラー。フッカーはサークリングして距離を取る。かなり警戒している様子。チャンドラーは深追いせずじわじわと距離を詰める。ボディを着実にヒットさせるとフッカーは後退。チャンドラーは前に出ると右のボディから左フックを打ち込むとこれがクリーンヒット!フッカーはダウン。亀になったところにパウンドを乱射!レフェリーが試合を止めた!チャンドラーが快勝です!


【ライト級】
○ダスティン・ポワリエ
(2R TKO)
×コナー・マクレガー
1R、開始直後のパンチの交差。緊張感のある立ち上がり。ポワリエはコンビネーションから意表を突いたタックル。これでテイクダウンに成功。しかしマクレガーはケージ際に移動してすぐに立ち上がる。だがポワリエはケージに押し込んで差し合い。マクレガーは得意の肩パンチ。この状態がしばらく続く。身体が離れるとマクレガーが攻勢。左右のフック、アッパーを入れてポワリエの動きを止める。逆にポワリエは決定打をもらわずに踏みとどまりカーフキックを返してラウンドを終えた。
2R、開始直後からマクレガーがアッパー、ボディを入れて前に出る。ポワリエは距離を取ってカーフキックを蓄積。徐々にマクレガーの動きが鈍ってくる。チャンスと見るやポワリエは一気に距離を詰めてラッシュ。左右の連打でマクレガーをケージに追い込む。さらにフックを打ち込むとマクレガーはダウン。パウンドを放ったところでレフェリーが試合を止めた!マクレガー逆転負け!

満を持して復活したマクレガーはまさかの敗戦。しかも自身初のKO負け。この衝撃が大きい。勝敗の分かれ目になったのはやっぱりカーフキック。蓄積された事でマクレガーの動きが止まったのは間違いないでしょう。試合後に足を引きずる姿がダメージの大きさを物語っていました。

RIZIN.26で朝倉海を仕留めた堀口恭司のカーフキックもしかり。2021年の流行語になりそうな勢い。考えてみれば堀口もポワリエも所属はATT。トレーナーはマイク・ブラウン。トレンドはATT×マイク・ブラウン×カーフキックって事か。

そして敗れたマクレガー。髪をバッサリ切って頭を丸めたせいか佇まいがおじいちゃんのようになっていたのが気になりました。決して動き自体が老け込んだとは思いたくないですが、ピークを過ぎた感覚を持っているのは私だけではないでしょう。復活の狼煙を上げる事が出来るか。本人の気持ちは切れていないようなので次戦に注目です。
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