PFL2023#3:総評
西川はスタンドの打撃で劣勢だったのがすべて。常にプレッシャーをかけられ、ケージを背負う展開が多かった。それでも最後まで崩れることはなく、逆にカーフキックを効かせる見せ場を作った。初の海外での試合でも、精神的に萎縮する様子がなかったのはすごい。 一方で、修斗で大尊や川名相手に見せたガードからの攻めについては、肘が使えないという不利はあったにせよ、相手のコラードが十分研究してきたのが伺えていて、三角には完全に対応されていた。通常ならカーフが効いた状態ではグラウンドで上をキープするという選択もあるところだが、コラードはガードの中で休むことはなく、パウンドを落として攻勢点を作るとすぐにスタンドを選択し…