UFC on ESPN+44:第7試合・モンタナ・デ・ラ・ロサ vs. マイラ・ブエノ・シウバ

女子フライ級。

UFC初の夫婦UFCファイターのデ・ラ・ロサだが、旦那は4連敗ですでにリリース済み。嫁ロサはUFCデビューから3連勝(すべて一本勝ち)していたが、そこから1勝2敗でランキングからも外れてしまった。負けた相手はアンドレア・リーとヴィヴィアニ・アロージョ。バックボーンは学生時代に学んでいたレスリングと、卒業後に始めた柔術

シウバはUFC2勝1敗。勝った2試合はいずれもガードからの腕十字。負けた相手はマリーナ・モロズで、これがキャリア唯一の黒星。キャリアで判定勝ちは1試合のみで、MMA7勝のうちガードからの腕十字が4回もあるものの、安易に下になる戦法は最近の主流ではなく、負けた試合もパウンドで削られ続けての判定負け。

首相撲から膝を入れたシウバ。デ・ラ・ロサはパンチを打っていくが、首相撲に捕まりケージに押し込む。首をギロチンに抱えるシウバだが倒された。尻もちから背中を向けて立つ。ケージ際で正対。なおもシングルレッグを狙うデ・ラ・ロサ。ニンジャチョークを狙ったシウバだが外れる。テイクダウンされかけたところでケージを掴んだシウバ。レフェリー止めて減点。スタンドで離れたところで再開。シウバ首相撲から膝を入れていく。デ・ラ・ロサ前蹴りで入らせない。パンチを貰っているシウバだが、そのまま間合いを詰めてまた首相撲デ・ラ・ロサタックルへ。ブラウン肘で凌ぐシウバ。また膝を入れたシウバ。倒せず離れるデ・ラ・ロサ。出ていくシウバにまたデ・ラ・ロサタックル。ケージで耐えるシウバ。ホーン。

1Rシウバだが減点があって9-9。

2R。また首相撲に捕らえたシウバ。離れるデ・ラ・ロサ。タックルに入りケージ中央でボディロックしたデ・ラ・ロサだが、倒せず押しつぶされて逆に下になる。インサイドからパウンドを入れるシウバだが距離を取って立たせる。また出ていくシウバ。タックルに入るが切られるデ・ラ・ロサ。また首相撲に捕まる。膝・肘を入れるシウバ。デ・ラ・ロサタックルへ。尻クラッチして倒した。残り1分45秒。シウバ亀に。正対したがニアマウント。肩固めに入るが浅い。マウントに戻したデ・ラ・ロサ。シウバ下からホールディング。ホーン。

打撃のヒット数ではシウバだが残り2分優勢に立ったデ・ラ・ロサのラウンドか。

3R。シウバ左ハイ。また首相撲に捕らえて膝を打ち込む。左ミドル。膝が入っているが、デ・ラ・ロサタックルでケージに押し込む。シウバはブラウン肘。シウバまたニンジャチョーク。外れた。一瞬倒したがすぐ立ったシウバ。デ・ラ・ロサ鼻血。また押し込んでテイクダウンを狙っていく。引き剥がして膝を入れるシウバだがデ・ラ・ロサタックルで食らいついていく。残り2分。片足でこらえながら首相撲にして肘を入れるシウバ。残り1分を切って離れたデ・ラ・ロサ。シウバが追いかけて出てミドルを入れるがデ・ラ・ロサキャッチしてテイクダウン。ガードを取るシウバ。上下で殴り合い。シウバが三角を狙うが防いでいるデ・ラ・ロサ。タイムアップ。

28-27シウバ、28-28×2の1-0ドロー。

シウバ減点がなければ勝てていた。10-8つけるほどのラウンドはなかった印象。首相撲からの効果的だっただけにもったいない。

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