【写真】髙谷CEO、LDH WORLDチーフ・クリエイティブ・オフィサー=EXILE HIRO氏、そして岡見勇信がどのような日本の格闘技の未来を切り開いているのか(C)LDH
3日(水)、LDHよりLDH martial artsが「格闘家育成プロジェクト」を始動することを発表している。
EXILEや三代目 J SOUL BRTOTHERSという国民の誰もが知るアーティストが所属するLDHでは過去にもアーティスト発掘のオーディションをはじめ、小学生のフットサル大会「EXILE CUP」や小中学生のダンス大会「DANCE CUP」など、若者の夢を応援することを目的とした様々なプロジェクトを立ち上げ実施してきた。
EXFIGHTを始め、トレーニングジムの展開や格闘技イベントを手掛けるLDH martial artsによる格闘技関連の企画といえば、昨年1月にスタートを切ったLDH所属格闘家の育成プロジェクトを思い浮かべるファンも多いはずだ。既に選手の募集が始まり、3月には東京と大阪でオーディション、合格者の育成状況をABEMAがリアリティTVショーで配信するとプロジェクトは、新型コロナ感染拡大の第1波の到来で延期されていた。
今回、リリースのなかで「LDHのチーフ・クリエイティブ・ディレクターとして、数多くのプロジェクトを手掛けてきたEXILE HIROが発起人となり、LDH所属の総合格闘家で元DREAMフェザー級世界王座の髙谷裕之、世界最高峰の総合格闘技団体UFCでタイトル挑戦の実績を持つ岡見勇信が中心となり、世界の頂点を夢見るダイヤの原石を発掘し世界トップレベルを知る髙谷や岡見らが育成をしていきます」と書き記されている──仕切り直しとなった格闘家育成プロジェクトが、動き始めていた昨年の企画とどう関連性があるのか、気になるところだ。
また昨年の時点でも髙谷CEOを明言していたイベントの開催に関しても、「LDHが培ってきたエンターテインメントを格闘技と融合させ、格闘技ファンのみならず幅広い世代を視野に入れたイベントなども計画しております」とリリースには明記されている。
LDHアーティストもプロジェクトに参画予定で、新たな格闘技エンタテインメントを創造しながら「世界の頂点を目指す日本人格闘家を輩出すること」を目的に掲げたプロジェクト──その裏には、第一線を退いた格闘家が指導者やイベントプロデュースといった新たなステージに挑戦し活躍できる環境を開拓するという第二の目的も存在している。
リリースにあったEXILE HIRO氏の今回のプロジェクトに関する抱負は以下の通りだ。
EXILE HIRO
「これまでもLDHでは、夢を持った若者たちや子供たちを応援したいという想いから、アーティストのオーディションをはじめ、小学生のフットサル大会や小中学生のダンス大会などを開催してきました。
そして今回、LDHに所属する格闘家の髙谷選手や岡見選手と話をしていく中で、2人の今後の目標や将来の夢を応援することによって、夢を持った若い格闘家の皆さんや日本の格闘技界の未来にも繋がっていくのではないかという思いから、プロジェクトを始動いたしました。
昔から僕自身も格闘技の大ファンでしたが、表現の仕方や見え方は違えど、見ている方に夢や感動、熱狂や興奮を与えるという点では、格闘技もエンターテイメントも通ずるものがあると感じています。
プロの第一線で活躍してきた髙谷選手をはじめ、世界で活躍する岡見選手や今回のプロジェクトに賛同してくれた日本を代表するプロ格闘家の方々と共に、世界に羽ばたいていけるようなスター選手を発掘・育成すると同時に、エンターテイメント業界の中で僕が培ってきたこれまでの経験を活かし、格闘家の皆さんの夢やセカンドキャリア、そして格闘技界の未来に貢献できたら嬉しい限りです」
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