【UFC260】ミランダ・マーヴェリックがしっかりと攻めのポイントメイクで、ロバートソンに快勝

<女子フライ級/5分3R>
ミランダ・マーヴェリック(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ジリアン・ロバートソン(カナダ)

サウスポーのマーヴェリックに右の蹴りを繰り出すロバートソンが、右ミドルを入れる。直後に右ローを蹴り返したーヴェリックが左フックで前に出ていく。その左から右ストレート、アッパーとコンビネーションを見せるーヴェリックが、真っすぐ踏み込みワンツーをヒットさせる。圧力を高めるマーヴェリックが左フック、ロバートソンは回りながら対応するが自分の距離で戦えていない。

マーヴェリックは右アッパーと左フックのコンビネーションを決める。ローに右を合わせたロバートソンは、続くローをキャッチされてテイクダウンを許す。マーヴェリックはハーフで抑えるも、右を差したロバートソンがすぐにスタンドへ。ここでもパンチから右ミドルを入れたマーヴェリックは、リズムを崩さず左を当てて前に出ていく。と、左ストレートを伸ばしてダブルレッグをマーヴェリックが決め、ロバートソンが蹴り上げから立ち上がったところで初回が終わった。

2R、序盤の打撃の交換で蹴りも交えリードしたマーヴェリックが右フックに続き左ストレートをヒット。スーパーマンパンチに組みついたロバートソンがバックに回ってグラウンドへ。サイドを取られたマーヴェリックは、ハーフに戻しギロチン。頭を抜いたロバートソンがマウントを狙うと足を跳ね上げたマーヴェリックが、スクランブルを狙う。

トップ&バックをキープしたロバートソンは、ワンフックで立ち上がられるとすぐにワキを潜ってバックに回り寝技に持ち込み、そのまま上四方を取る。ワキをすくい、バックに回ったロバートソンは足をフックする前にRNCクラッチへ。腰を前方にずらし、正対したマーヴェリックが立ち上がる。残り30秒、ポイントを挽回したいマーヴェリックがヒザ蹴りからパンチを連続で入れる。ダブルレッグは切ったロバートソン、ドミネイトした時間と終盤のインパクト、ジャッジはどちらを取るだろうか。

最終回、左ハイをガードの上から蹴ったマーヴェリックが、パンチを纏める。ケージを背負ったロバートソンに、声を挙げてパンチを放つマーヴェリックは、シングルを切る。続くダブルをスプロールしてバックに回ったマーヴェリックは両足をフック、絞めからマウントへ移行すると、ハーフに戻しシングルを狙うロバートソンにパンチを続ける。

体が伸びてしまったロバートソンは、足をリリースし亀から引き込み直す。マーヴェリックのパンチにも腰を切ったロバートソンは腕十字へ。ヒジを抜かれそうになり、フラワースイープ気味に揺さぶったロバートソンに対し、マーヴェリックはトップをキープし胸を合わせにいく。ここでロバートソンの反応はさらに先にいきバックへ回る。

しかしロバートソンは前方に落とされディープハーフを潰され、パウンドを被弾する。マーヴェリックは、スタンドに戻りシングルレッグを決める。シッティングからの仕掛けを封じ、パウンドを入れたマーヴェリックが3Rに渡り攻める──マネージメント力を見せ、3-0の判定勝ちを手にした。


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