Bellator257:第5試合・レイモンド・ダニエルズ vs. ピーター・スタノニック

ウェルター級。

Bellatorキックボクシングでウェルター級王者となったダニエルズ。2008年にStrikeforceでMMAデビューしているもののその後はキックに専念。2年前、38歳でMMA復帰すると、Bellatorで2連勝。スピンキックでKOしインパクトを残したが、前回はスピンキックを急所に入れてしまいノーコンテストに。その時の相手スタノニックとの決着戦が組まれた。スタノニックはMMA4勝4敗だが、こちらもGloryなどでキックの試合経験がある。

キックのような構えで出ていくスタノニック。しかしダニエルズのテンカオをボディにもらって前かがみに倒れる。ローブローかと思ったが普通に効いていた模様。攻めなかったダニエルズに救われ立ったスタノニックだが、ダニエルズのハイから飛び膝をもらうとぐらつく。ダニエルズのパンチ連打で倒れパウンドラッシュを受ける。立たせたダニエルズ。組んでケージに押し込んだが離れた。ガードを固めて出てくるスタノニックにパンチを打ち込むダニエルズ。足を払って倒した。今度はグラウンドに行く。ガードに戻すスタノニック。ダニエルズパウンド。しかし疲れているのか威力がない。スタノニックガードから腕十字。立ち上がって腕を抜いたスタノニック。ゴング。

1Rダニエルズ。

2R。前に出たスタノニック。ダニエルズがケージを背負ったところに右。バランスを崩したダニエルズにパンチのラッシュ。凌いだダニエルズ。なおも出ていくスタノニック。ケージ際をサークリングするダニエルズ。なんとダブルレッグに。テイクダウン成功。スタノニックのガード。ダニエルズはインサイドからパウンド。今度は力強い。また腕十字を狙うスタノニック。しかしディフェンスされる。ダニエルズ自ら立った。ジャンピングスピンキックを放つ。スタノニック組み付くとクラッチしてテイクダウン狙い。引き剥がして膝を入れ離れるダニエルズ。四つから倒したダニエルズ。ハーフ。膝で腕を固定すると肘を打ち込んでいく。抜けられずもらいつづけるスタノニック。残りわずかで体を起こしてラッシュするダニエルズ。頭を抱えて打たれるだけのスタノニックだが、残り時間がないためレフェリー止めない。ゴング。

2Rダニエルズ。

3R。また出るスタノニック。組んだがダニエルズ離れる。またバックスピンキック。タックル。しかし今度は止められた。が、ボディロックからテイクダウン。ハーフからパウンド。しかし仕留めきれない。残り1分。パスを狙ったところでスイープされ上を取られる。ホールディングしてディフェンスしたダニエルズだが、残り10秒で逆にスイープするとパウンド。タイムアップ。

30-26×2、30-27の3-0でダニエルズ勝利。

タックルも見せるなど、MMAファイターとしての引き出しも見せたダニエルズだが、40歳だしあまり真面目にトップ戦線で戦えるかは期待していない。今回も序盤のテンカオでダウンを奪った後、見ていないで攻めれば1RKOできたと思うが。

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