UFC on ESPN22:第7試合・トレーシー・コルテス vs. ジャスティン・キッシュ

女子フライ級だったが、コルテスが0.5ポンドオーバーとなりキャッチウェイトに。

コルテスはUFC2連勝。いずれもテイクダウンからこつこつパウンドを入れての判定勝ち。前回はRIZINKINGレイナに勝ったステファニー・エッガーに終始優勢のまま完勝。今もともとフライ級で、UFCデビューからはバンタム級で戦っていたが、今回からまたフライ級に戻した。しかし体重オーバーの失態。

キッシュはムエタイ、ケンポーがバックボーンで、キックでは22勝2敗のキャリアがある。UFCではここまで2勝3敗。こちらは逆にUFCデビュー当初はストロー級で、3戦目からフライ級に上げている。ロシアの孤児院で5歳まで育てられていたが、アメリカ人夫妻の養子として引き取られ、その後に格闘技を初めた。

間合いを詰めて右を打ち込むキッシュ。ボディロックしてテイクダウン狙い。こらえたコルテス。首相撲に捕らえたキッシュだが、逆にコルテスにボディロックされる。コルテステイクダウン。インサイドからパウンド。強いパウンドを打ち込んでいく。鉄槌連打。サイドへ。コルテスは亀になったキッシュのバックに回る。両足フックしてバックマウント。腕を掴んでチョークのディフェンスをするキッシュ。反転しようとするキッシュだが回れず、バックを取られたまま1R終了。

1Rコルテス。

2R。打撃戦から組み付いたコルテス。ダブルアンダーフックでケージに押し込むと脇をくぐってバックに回り、膝をついたキッシュからバックマウント。1Rはこの体勢から逃げられなかったキッシュ。しかし反転することに成功すると逆にバックを取る。放した。肘を入れていくキッシュ。打撃戦。キッシュのローにパンチを合わせるコルテス。ホーン。

2Rもコルテスか。

3R。打撃からタックルに入ったコルテスが大内テイクダウン。亀になりたとうとするキッシュをコントロールして強いパウンドを打ち込む。正対したキッシュの首を抱える。キッシュ立ったがコルテスはギロチンに抱えてスタンディングで絞める。外して離れたキッシュ。コルテスの蹴りに合わせたパンチでスリップ気味に倒したキッシュ。すぐにバックに付くが、コルテス引き剥がす。キッシュ打撃で出ていくが時間がない。タイムアップ。

29-28コルテス、29-28キッシュ、30-27コルテス。スプリットでコルテス勝利。

割れるとは思わなかったが、メディアのジャッジを見るとコルテス支持とキッシュ支持で半々くらい。

mmadecisions.com

 

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