UFC261:オッズ/予想と展望

カマル・ウスマン 1.24
ホルヘ・マスヴィダル 4.35
ジャン・ウェイリー 1.50
ローズ・ナマユナス 2.70
ヴァレンチーナ・シェフチェンコ 1.26
ジェシカ・アンドラ4.20
ユライア・ホール 1.95
クリス・ワイドマン 1.87
アンソニー・スミス 2.65
ジム・クルート 1.53
アレックス・オリヴェイラ 2.30
ランディ・ブラウン 1.67
ドワイト・グラント 1.44
ステファン・セクリッチ 2.85
カール・ロバーソン 2.25
ブレンダン・アレン 1.69
パトリック・サバティニ 1.43
トリスタン・コネリー 2.90
バットゲレル・ダナー 1.54
ケビン・ナティブダド 2.60
カズラ・バーガス 3.15
ロン・チュー 1.39
アオリ・チロン 1.91
ジェフリー・モリー1.91
リャン・ナ 2.70
アリアネ・カルネロッシ 1.50

豪華3大タイトルマッチを揃え、コロナ後初の1万5千人フルハウスで客入れして行われるUFC。観客もマスクの着用は義務ではなく任意となっている(しかし、会場では無料のマスクが配られるとのこと)。MLBでもニューヨークなどは厳しい客数制限を行っている一方、テキサス・レンジャースは制限なく約4万人を動員するなど、州によって対応がまちまち。

メインはウェルター級タイトルマッチで、昨年7月に行われた試合の再戦。UFCは当初ウスマン vs. マスヴィダルを組んでいたが、契約がまとまらずにギルバート・バーンズとの対戦に。が、バーンズが新型コロナ陽性で欠場となり、急遽代役としてマスヴィダルの出場が決まった。試合はウスマンがタックルからの押し込みで削り続けて判定で完勝。ウスマンは2月にバーンズとの同門対決で圧勝している。一方のマスヴィダルは、去年のウスマン戦以来の試合。

前回は一方的と言っていい内容で完全決着しており、マスヴィダルが実績を上げたわけでもなく、筋の通らないリマッチ。前回、PPVが130万件も売れたから組まれた再戦か。

前回同様にウスマンがタックルからの押し込みで削り続けて判定勝ち。

セミは昨年3月、コロナ前最後のナンバーシリーズで勝利して以来の試合となる女子ストロー級王者ウェイリーの王座防衛戦。挑戦者はウェイリーとは初対決となるローズ・ナマユナス。

ナマユナスはここ最近はヨアンナとの連戦、アンドラジとの連戦と連戦続き。初のタイトル挑戦でKO勝ちし、長く続いたヨアンナ王朝を終わらせると、再戦でもパンチのヒット数で上回り判定勝ち。しかし2度目の防衛戦では、アンドラジ相手にやはり的確にパンチを打ち込んでいったものの、スラムで頭から叩きつけられて失神。昨年7月に組まれたリマッチではパンチの手数で上回って判定勝ちしている。

ウェイリーは前回のヨアンナ相手の防衛戦では、5R中有効打の数で上回ったラウンドがゼロ(2つのラウンドがヨアンナ優勢、あと3ラウンドはイーブン)であってにも関わらず、重いパンチでヨアンナの顔面を変形させての勝利。

ナマユナスがやはりパンチを的確にヒットさせていくも、打たれ強いウェイリーをKOすることは難しそう。そのペースのままフルラウンドいければナマユナス、前半3Rにパンチで効かせられたらウェイリーの勝利。

接戦になりそうだがナマユナス勝利と予想。

3大タイトル戦最後の1試合は女子フライ級王座戦シェフチェンコの過去の防衛戦の相手は軒並み8倍以上の超アンダードッグだったが、今回は4.20倍で、まるで競っているように感じる。

ストロー級王者のアンドラジは、シェフチェンコ同様UFC契約当初はバンタム級で試合をしており、アンドラジの場合はまだフライ級が設立される前に、2階級落としてストロー級で戦っていた。ストロー級はナマユナスをスラムでKOし、ウェイリーにはまさかの秒殺KO負け。その後ナマユナスとの再戦で判定負けし、前回からフライ級転向。ランキング1位のチューケイギアン相手にパワフルなテイクダウンとパンチで攻め、最後はボディブローでKO勝ち。しかしバンタム級から落としてきている相手に体格差があった。

体格差で押すシェフチェンコの判定勝ちと予想。

第1試合開始は25日朝8時。速報します。

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