UFC261:メインイベント・カマル・ウスマン vs. ホルヘ・マスヴィダル

ウェルター級タイトルマッチ・マスヴィダル4位。

この試合で勝てばUFCでの連勝が14となり、アンデウソン・シウバに続いて史上2位となるウスマン。昨年7月にマスヴィダルとの初戦で完勝した後、同門のギルバート・バーンズにジャブでダウンを奪いパウンドでKO。前回のマスヴィダル戦はテイクダウンとケージ押し込みで削り続ける展開でマスヴィダルにチャンスを与えなかった。

マスヴィダルは前回のウスマン戦からの連戦。もともとは地味な中堅ポジションの選手だったが、ベン・アスクレンに飛び膝秒殺KO勝利したことで一躍人気選手に。そこで組まれたネイト・ディアスとのBMFタイトル戦でも勝利し、王者ウスマンとの試合が組まれるはずだったが、ファイトマネーで揉めて挑戦者はバーンズに。しかしバーンズがコロナ陽性となったことで、マスヴィダルの出場が試合1週間前に決定。前回と違い、今回は十分な準備が出来ての試合となるが、内容が完敗だったためか、オッズでは今大会一番のアンダードッグに。

カーフキックを入れたマスヴィダル。続いてインロー。ウスマンは間合いに入らず様子見。飛び込むフェイント。飛び込んだウスマンが右をヒット。その後またタックルのフェイント。胸元にパンチを入れたマスヴィダル。ウスマン右。マスヴィダル右ミドル。オーソドックスにスイッチしたウスマン。マスヴィダル飛び膝。しかしキャッチしたウスマンがテイクダウン。ガードを取るマスヴィダルにパウンド。マスヴィダルも下から肘を頭部に入れる。下から肘連打しつつケージ際まで移動したが、ウスマン先回りしてマスヴィダルが立つ前にタックルの体勢に。しかしマスヴィダル正対し振りほどいた。残り1分。ウスマンの右がヒット。左もヒット。タックルに行くがこれはかわしたマスヴィダル。マスヴィダルカーフキック。飛び膝。浅い。ホーン。

1Rウスマン。

2R。ローの蹴り合い。マスヴィダルの右にウスマンも右を返す。ウスマン飛び込んで右!アゴをダイレクトに撃ち抜いてKO!!完全決着!

タイトルとURLをコピーしました