UFC261:第1試合・リャン・ナ vs. アリアネ・カルネロッシ

女子ストロー級

第1試合から3試合まで、上海のUFCパフォーマンス・インスティチュートのUFCアカデミー出身の中国人ファイターがデビュー戦を行う。いずれも世界レベルの実績はない。ローカル時代はほとんどが地元のWLF(武林風)の試合。負けた相手にはUFC1勝1敗のマリヤ・アガポワ、現Bellatorフライ級王者のジュリアナ・ヴェラスケスがいる。24歳でMMA15勝4敗。

カルネロッシは19年にアンジェラ・ヒル戦でUFCデビューしたが、打撃の手数で圧される展開から、3Rに首相撲からの肘でカットされTKO負け。昨年4月に組まれていた試合はイベントがコロナでキャンセルになり、ここまで試合が組まれないままで、1年半のブランクとなる。

オープニングのリャン・ナの右でフラッシュ気味に倒れたカルネロッシ。組んで押し倒し上を取る。ハーフから押さえつつパウンド。マウントを狙ったが股下から抜けて立ったカルネロッシ。リャン・ナのパンチを貰うカルネロッシ。リャン・ナタックルへ。サバ折りテイクダウン。倒した。クローズドガードで両腕をホールドするカルネロッシ。持ち上げてスラム。カルネロッシ腕十字。足をさばいてサイドについたリャン・ナ、強引に腕十字に入るが外され下に。今度はリャン・ナがガードから腕十字。腕を引き抜いたカルネロッシだが、リャン・ナが上を取り返す。また腕を狙うリャン・ナだが下になってしまう。カルネロッシパウンド。巻き込んで上を狙ったリャン・ナだがバックを取られる。反転して上に。リャン・ナ強いパウンド。しかしカルネロッシ三角。反転してマウント三角に。下からシザースで外したリャン・ナだが、上のカルネロッシがパウンドを打ち込むともらい続ける。残り僅かだがけっこう打たれてる。ホーン。

1Rカルネロッシ。

2R。リャン・ナ組み付いていくと女子特有の首投げ。投げたが首を抜かれてバックを取られる。反転したリャン・ナだがカルネロッシが下から蹴って跳ね飛ばし逆に上に。カルネロッシパウンド。打たれているリャン・ナを見てレフェリー止めた。

いい攻めも見せていたリャン・ナだが全体的に攻めが雑でポジションを返されてしまう。下になるとパウンドをもらいすぎる。UFCデビュー戦ということでかなり入れ込んでいたのか、アグレッシブだったがスタミナも使い果たしてしまったか。0勝1敗の相手にこれでは、まだUFCレベルにあるかはわからない。

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