エディ・アルバレス「オスカー・デ・ラ・ホーヤ陣営から対戦オファーがあった。彼らとは真剣に交渉している」(2021年04月16日)
【追記】『ONE on TNT I』エディ・アルバレス vs. ユーリ・ラピクスの裁定がアルバレスの反則負けからノーコンテストに変更(2021年04月27日)
こちらの続報。
Eddie Alvarez lost interest in facing Oscar De La Hoya after watching Triller event: ‘It’s boxing. It’s not a fight. MMA is a fight’ (@DamonMartin) https://t.co/qHHy5Mf3Lz pic.twitter.com/gFwO5lmduV
— MMAFighting.com (@MMAFighting) April 27, 2021
エディ・アルバレスが以下のコメント。
「オスカー・デ・ラ・ホーヤ戦は終わった話だ。ボクシングとMMAの関係性についてはベン・アスクレンの試合も見たけど、基本的にMMAファイターがボクシングの領域に勇気を持って踏み込んでプロフェッショナルではないフォームとスキルを見せることになる。そしてボクサーの方がMMAの領域でそれをするのを見たことはない。そこが気になるし、気が進まなくなっている。ボクシング側にもそういう勇気が欲しいところだ」
「オスカーとの件でイエスと言ってしまったのは拙速だったし、これ(MMA)が俺のスポーツだと思った。俺が生涯を懸けてしてきたことだし、リアルファイトがしたかったらこれがファイトだ。MMAがファイトだ。ボクシングがしていることは俺たちがしていることの5分の1だ。一部でしかないし、ファイトじゃない。だからベン・アスクレンを倒した相手もフランク・ミアを倒した相手もファイトで倒したわけじゃない。ボクシングで倒しただけだ」
「俺は自分の仕事にプライドを持ってるし、ずっとやってきた。それを手放すとなると多くのことが必要になる。ボクシングに自分の身をを売ってやられてしまったら意味がない。イベントも全体的に気になったし、ボクシング入門編という感じだった。ボクシングはそんな感じになってしまった」
「才能ある選手が下手な選手とやってるだけだ。下手な選手を半端な選手に仕立て上げて、それに勝ったらチャンピオンになったかのように見せている。一方MMAはベストファイター同士の戦いだ。それがこのスポーツを素晴らしいものにしている。かつてのボクシングはそうだったかもしれないが、今はそうじゃない」
「あのイベントはボクサーがタフガイのように振る舞い、ファイトに勝ってるように振る舞っている。しかし、彼らはファイトに勝っているわけじゃない。ボクシングの試合で勝っているだけだ。MMAはファイトだ。格上のファイターとの対戦をアピールし、ケージの中で全てのスキルを出し尽くす」
ボクサーの方がMMAの領域に踏み込んだ例としては元IBF世界チャンピオンだったジェームズ・トニーが2010年8月の『UFC 118: Edgar vs. Penn 2』でランディ・クートゥアと対戦し1R肩固めで敗れたことがあります。続きを読む・・・