UFC on ESPN23:オッズ/予想と展望

ドミニク・レイエス 2.10
イリー・プロハースカ 1.79
ギガ・チカゼ 1.57
カブ・スワンソン 2.50
イオン・クテラバ 1.84
ダスティン・ジャコビー 2.04
ショーン・ストリックランド 1.36
クシシュトフ・ジョッコ 3.29
マラブ・デヴァリシビリ 1.40
コーディ・スタマン 3.08
ポリアナ・ボテーリョ 1.38
ルアナ・カロリーナ 3.15
ランダ・マルコス 2.40
ルアナ・ピニェーロ 1.62
ガブリエル・ベニテス 1.52
ジョナサン・ピアース 2.65
カイ・カマカ 1.71
TJ・ブラウン 2.22
ローマ・ルックブンミー 1.25
サム・ヒューズ 4.00
アンドレアス・マイカライディス 1.45
KB・ブラー 2.85
ルーク・サンダース 1.72
フェリペ・コラレス 2.20

メインはRIZIN王者・プロハースカのUFC2戦目。当初は2月に予定されていたが、レイエスの負傷により延期となっていた。

レイエスは今のところパウンド・フォー・パウンド1位のジョン・ジョーンズを最も追い詰めた選手。判定結果こそ48-47×2、49-46の3-0でジョーンズだったが、メディアのスコアでは割れていて、レイエス支持の方が多かった。そのため、ヤン・ブラホヴィッチとの王座決定戦でもオッズではレイエスがフェイバリットだったが、試合ではスタンドの打撃でブラホヴィッチに圧される展開からパンチを貰って初のKO負け。現在2連敗中。重量級に多いアメフトからの転向組で、特にレイエスは本気でNFL入りを目指していたため、格闘技を始めたのは24歳と遅め。

プロハースカはRIZINでは旗揚げ戦で行われたヘビー級トーナメント決勝でキング・モーにKO負けしたのが唯一の黒星。それ以降は全試合フィニッシュ勝利しているが、Bellator王者との対戦も期待されたものの組まれることなく、底を見せないままUFCと契約。昨年7月のデビュー戦ではいきなりタイトル挑戦経験者のヴォルカン・オーズデミアとの対戦が組まれた。当時はまだUFCレベルの相手との相対評価がなかったため、オッズではアンダードッグだったが、2RKO勝ち。一気にトップランカーとなった。

レイエスはプロハースカがKOしたオーズデミア相手には勝ったものの押され気味の内容でスプリット判定勝ち。前回ブラホヴィッチに敗れたことからも、ストライカー相手が苦手と見られているかもしれない。オッズも下位ランカーのプロハースカがフェイバリットになっている。

プロハースカKO勝ちと予想。

セミではキック世界王者のギガ・チカゼが登場。UFCデビューから4連勝してランキング入りしたが、ランカーとの対戦はこれが初めて。相手はフェザー級最年長のスワンソン。WEC時代からフェザー級で戦い続け、ファイト・オブ・ザ・ナイトを6回受賞する名勝負製造機だが、あと一歩のところでタイトル戦には手が届いていない。4連勝の後4連敗して崖っぷちまで追い込まれていたが、MMA無敗だったクロン・グレイシーに完勝して復活。前回はUFC復帰2戦目のノーランカー・ダニエル・ピネダ相手にカーフキックを蹴られて苦戦していたが、2Rにダウンを奪ってのパウンドで7年ぶりのフィニッシュ勝利。

ダメージの蓄積が見えるスワンソンに対し、チカゼは次第にMMAに対応できるようになってきて、得意の打撃が活かせるようになってきている。チカゼがKO勝ちで世代交代となるか。

第1試合開始は2日8時。速報します。

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