UFC on ESPN24:第7試合・ニール・マグニー vs. ジェフ・ニール

ウェルター級。マグニー9位、ニール10位。

不可抗力のドラッグテスト陽性によるブランク明けの昨年は元王者ロビー・ローラーへの勝利も含め3連勝。今年1月に同じくウェルター級転向から3連勝中だったマイケル・キエサと対戦し、グラウンドで終始劣勢の展開で判定負け。長いリーチを活かした打撃が武器で、グラウンドも強いが、トップグラップラー相手には通用していない。

ニールはUFCデビューから5連勝し、ランカーとの対戦はなかったがランキング入り。打撃が武器だが、初めてメインを任された前回はスティーブン・トンプソン相手に、距離を取っての打撃が武器の変則的なスタイルを攻略できずフルマークの判定負けでUFC初黒星。

パンチを打ち込むマグニー。ニール下がらず距離を詰めるとボディロックからテイクダウン狙い。こらえたマグニーをケージに押し込む。離れ際にアッパー。さらにケージを背負うマグニーにパンチを打ち込む。マグニークリンチで凌ぐがケージに押し込まれる。肘を入れたニールだが、脇が空いたところでマグニーが両脇を差す。しかし外れてまたニールがパンチを入れていく。マグニーもワンツーからミドル。首相撲を狙うマグニーだが、ニールがケージまで押し込んだ。ボディロックからバックに回ったマグニー。残り1分。膝をつかせてハーフb学区になるが、ニール立って正対。マグニー離れる。前蹴りで入れさせないようにするマグニーだが、ニールがまた組んで押し込む。ホーン。

1Rニール。

2R。パンチで出るニール。マグニーも距離を取り打ち返していく。が、ニールがボディロックするとテイクダウン。押さえ込むのではなくパンチを入れていくとマグニー立つ。押し込んだニールだが離れる。マグニーが手数を出していく。ニールワンツー。しかし組まれた。シングルレッグ。スタンドでバックに回った。またシングルレッグに切り替えて倒そうとしたマグニーだがニール正対し離れる。マグニーがジャブをヒットさせていく。距離を取っての打撃ではマグニー。ニールは間合いを詰めて押し込み。離れた。再び押し込むニール。ケージに詰めてパンチを打ち込む。ホーン。

2Rはマグニー。

3R。また距離を取ってジャブを入れていくマグニー。ニール間合いを詰めるが、マグニーの打撃をもらう距離から入っていけない。ジャブ、テンカオ。前蹴り、ボディブローを腹に入れる。マグニーのタックルは受け止めたが離れるとまたパンチを貰う展開に。ケージに押し込むがそこから展開がない。残り2分。マグニーのタックルは止めたがそのまま四つ組みからテイクダウンされる。立ったニールにがぶって膝を入れるマグニー。振りほどいたニール。ジャブ・前蹴り、間合いを詰めると首相撲から膝を入れるマグニー。飛び込んで左がクリーンヒットしたニールだが単発。マグニー距離を取って手数を出し続ける。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でマグニー勝利。

2R以降、距離を取って打撃を入れだしたマグニーに対し、ニールは為す術なく何もさせてもらえず。

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