UFC on ESPN+46:メインイベント・ロブ・フォント vs. コーディ・ガーブラント

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バンタム級5分5R。フォント3位、ガーブラント4位。

UFC7年目、33歳で初のメインとなるフォント。UFC7勝3敗で、負けた相手はハファエル・アスンサオ、ペドロ・ムニョス、ジョン・リネカー。8勝のうち5KOのストライカーで、前戦では元タイトル挑戦者のマルロン・モラエスを1RKOして一気にランキング上位に上り詰めた。Bellatorバンタム級王者セルジオ・ペティスにも勝利している。

ガーブラントは無敗のままドミニク・クルーズを破りバンタム級王座獲得。クルーズは当時9年間無敗でバンタム級転向後負けなし(3年ほど欠場期間があったが)だったため、絶対王者を破った25歳の若武者が長期政権を築くのではと思われたが、次戦で元同門のTJ・ディラショーにKO負け。ダイレクトリマッチでもKO負けし、さらにペドロ・ムニョスにも逆転KO負け。早すぎる凋落となったが、昨年6月の復帰戦でハファエル・アスンサオをKOし復活。ここでフライ級に落としてデイブソン・フィゲイレードに挑戦する試合が組まれたが、負傷欠場している間にフィゲイレードとドローだったモレノのダイレクトリマッチが組まれる流れとなり、フライ級転向自体が凍結されている。ボクシングに秀でており12勝中10KO勝利がある。

じりじり間合いを詰めていくガーブラント。カーフキック。右ハイ。フォントがデてきた。しかし牽制のジャブのみ。フォントもカーフキックを返す。フォントのジャブがヒット。フォントの右がヒット。ちょっと下がったガーブラント。間合いを詰めるフォント。距離を取った。足をキャッチしたフォントだが、離れ際に左ハイを入れたガーブラント。フォントの前蹴りが顔面にヒット。ケージまで下がるがタックル。テイクダウン。押さえ込まず鉄槌を入れ、立ち際に蹴りを入れる。フォントの右がヒット。売ってこいとアピールするガーブラント。フォントがパンチのコンボをヒットさせるが、ガーブラントまたタックル。テイクダウンするが残り30秒。ガーブラントは立ち際にパンチ連打を入れる。ガーブラントの左がヒット。ホーン。

1Rフォント。

2R。ガーブラント低空のローからタックルへ。テイクダウン。ガードを取るフォント。下から仕掛けるフォントだがガーブラントが逆側のハーフに。フォント下からキムラ。そのままキムラスイープ。立ったフォント。スタンドへ。フォントのジャブがヒット。打撃戦ではフォント優勢。ジャブがヒットしている。どんどん出ていくフォント。ガーブラントは下がっていく。左右のフックから組もうとしたガーブラントだがフォントが肘を入れて引き剥がす。下がり続けるガーブラント。またジャブをもらう。距離を詰めたフォントにガーブラントタックル。しかし止められる。ホーン。

2Rフォント。完全にペースを握った。

3R。下がりながらジャブを入れるガーブラントだが、このラウンドはフォントが圧を強めている。ガーブラントカーフキック。ちょっと嫌がったフォント。しかし打ち合いでフォントのワンツーがヒット。ケージを背負ったガーブラントにパンチを打ち込む。ガーブラントタックルへ。しかし逆にケージに押し込むとスタンドでバックに回った。ボディロックして投げた。ガーブラントガードを取るがすぐに立つ。またフォントが出ていく。ジャブからワンツーがヒット。効いてきたか。ガーブラント、やや逃げ気味のタックル。切られた。離れ際に首相撲からの膝。フォントジャブから右ボディ。残り1分。フォントが前に出てパンチを入れる。後退を続けるガーブラント。ホーン。

3Rフォント。ガーブラント、カーフキックを一瞬効かせた以外、ほぼ防戦一方になってきた。

4R。さらに圧を強めるフォント。ガーブラントはカーフキックを入れたが、パンチの打ち合いでは劣勢が続く。間合いを詰めてボディを入れたフォント。タックルを狙ったガーブラントだが切られる。フォントワンツー、ミドル。ジャブから右ボディ。さらにワンツーのコンボがヒット。下がるガーブラントにフォントの右がヒット。タックルに来たガーブラントに右ハイがヒット。ワンツーがクリーンヒット。ガーブラントのタックルを切る。ジャブを全部もらっているガーブラント。見えていないのか、ダメージで反応できないのか。ホーン。

4Rフォント。尻上がりに差が広がっている。多少紛れがあったとしても、4R中3Rは確実にフォントが取っているので、ガーブラントはもう判定勝ちは望めない。

5R。ガーブラントがパンチを打ち込んでいく。もうKOするしかない状態で開き直れたか。右が当たっている。しかしフォントのワンツーをもらう。お互いジャブがヒット。が、右の打ち終わりにフォントの右アッパーをもらう。ジャブを入れるフォントだがガーブラントが右を返す。カーフキック。キャッチしてテイクダウンしたフォントだがガーブラントは押さえ込まれる前に立った。フォントの右がヒット。ガーブラント後退。ジャブももらい始めているガーブラント。効いているか。残り1分。打ってこいとアピールするガーブラント。ガーブラント出ていくが、フォントはバックブローをかいくぐりタックル。引き込み気味に下になるとホールディング。タイムアップ。

50-45×2、48-47の3-0でフォント完勝。

ガーブラント得意の打撃の領域で完全に上回った。ガーブラントは1Rこそテイクダウンが取れていたが、打撃での格付けがはっきりした中盤以降はタックルも切られるようになり、5Rに最後の勝負を挑んだものの最後まで通じず。

https://pbs.twimg.com/media/E2ChWyaVgAIayOq.jpg?format=jpg&name=orig

48-47をつけたジャッジは1Rと5Rをガーブラントに入れている。

メディアのジャッジは50-45が多数派、続いて49-46。

http://mmadecisions.com/decision/11957/Rob-Font-vs-Cody-Garbrandt

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