UFC on ESPN+46:第10試合・ジャスティン・タファ vs. ジャレッド・バンデラ

ヘビー級。

オーストラリアのタファはマーク・ハントのトレーニングパートナーで、UFC1勝2敗と負け越している。ローカル時代にわずか3戦しかしておらず、トータルでも6戦のキャリアしかない。プロデビューからまだ3年で、24歳まではラグビーをしていた。しかし格闘技とは縁があり、祖父はプロボクサー、弟のジュニア・タファはGloryへの出場経験があるキックボクサー。UFC初戦は1RKO負けで初黒星、2戦目は逆に1RKO勝ちだったが、前回はカーロス・フェリペ相手にお互い倒しに行かない展開となり、ラスト30秒で打ち合ったもののスプリット判定負け。

バンデラは昨年11月にコンテンダーシリーズで勝って2月にUFCデビューしたが、セルゲイ・スピヴァク相手にテイクダウンされると何も出来ず、1Rはホーンに救われたが、2Rにテイクダウンからのパウンドで頭を抱えるだけとなりTKO負け。この試合だけ見るとUFCでは厳しいという評価だが。

1勝2敗 vs. 0勝1敗の試合がセミ前に組まれることになったが、グダグダにならないことを祈りたい。

間合いを詰めたタファが左を打ち込む。リーチに勝るバンデラはジャブを入れていく。タファの左がヒット。バンデラも打撃を入れていくが、両者慎重で静かな展開。見合う時間が長い。バンデラはロー。間合いに入れないタファ。タファがタックルを仕掛けるが、バンデラが首を抱えると膝を打ち込む。ホーン。

1Rバンデラ。

2R。バンデラが蹴りを入れていく展開。タファ踏み込んで左を打ち込んだが、なかなか手が出ない。バンデラ右ミドル。右ハイ。そのまま間合いを詰めるとケージを背負ったタファに肘・パンチのラッシュ。クリンチするタファに膝・肘の連打。離れた。バンデラも左こめかみあたりをカットし出血。タファが間合いを詰めたがバンデラが連打を打ち込み入らせない。右ミドルを入れるバンデラ。残り30秒でパンチを打ち込んだタファ。さらに間合いを詰めていく。左。ホーン。

2Rバンデラ。カットは偶然のバッティングによるものの模様。

3R。バンデラが手数を出していく。タファ飛び込んで左。また左を打ち込むところにバンデラのテンカオをボディにもらう。タファの左がヒット。さらに左ボディ。しかしバンデラ四つに組む。押し込むタファに残り40秒で放った膝がローブロー。再開。両者打ち合う。タファが手を出していくがバンデラも手数で負けていない。打ち合いのままタイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でバンデラがUFC初勝利。

タファはまたも手数で負けた。倒しに行く気持ちはあったのかもしれないが、間合いに入れず。

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