ライト級。
ペルーのプエレスは2016年にUFCデビューしたが、4年半で4試合目。当時20歳でTUFラテンアメリカに出場し、決勝まで進出したが、マルティン・ブラボーに2RTKO負け。1年以上開いて2戦目はタックルを切られて引き込むを繰り返し、ジリ貧の展開から膝十字で逆転一本勝ち。さらに1年以上開いて組まれた3戦目では、アンデウソンの友達というだけでUFCとの契約を果たしたマルコス・マリアーノからテイクダウンを取りまくって判定勝ち。1年9ヶ月開いての4戦目となる。
ラヴィットは昨年7月のLFAで試合をした後、急遽8月4日のコンテンダーシリーズに出場が決まり、1R肩固めでタップアウト勝利してUFCと契約。12月に大ベテランのマット・ワイマンと対戦すると、タックルからかつぎあげてのスラムで叩きつけて失神させ22秒KO勝ち。MMA8戦全勝。レスリング出身だが、その後柔術を学び、下になることを厭わず極めを狙いに行くスタイル。
カーフキックの蹴り合い。レビットがシングルレッグで飛び込んだが、バックを狙うプエレス。レビットしつこくシングルレッグ。倒して上になるが、プエレスすぐ立つ。なおもシングルレッグを仕掛けると、残った足を刈ってテイクダウン。プエレスまたすぐに立ったが、足をかけてまた倒すレビット。ケージを使って立ったプエレス。離れた。またカーフの蹴り合い。今度はプエレスがタックルで飛び込んだ。テイクダウン。レビットのガード。ラバー。しかし外したプエレス。下からの仕掛けを胸を張って防ぐプエレス。レビット下からパンチ。ホーン。
1Rややレビット。
2R。レビットが打撃で出る。またシングルレッグで飛び込んだ。プエレス切ろうとする。切ってバックに回った。ハーフバック。レビット足関を仕掛ける。抜いてまた上になったプエレス。レビットオモプラッタ。外したプエレス。上をキープ。立ったプエレスがパウンドを落とす。亀になるレビット。サイドにつくプエレス。また亀になったレビットのバックからパウンド。四の字バック。レビットは腕を掴んでディフェンス。ホーン。
2Rプエレス。
3R。前に出るレビットにプエレスが右ボディからタックルでテイクダウン。ハーフで押さえ込んだ。密着したままパウンドを打ち込みパスしてサイドへ。レビットが体を起こして返そうするが、こらえたプエレス。しかしガードに戻した。プエレス体を起こしてパウンド。上四方に移行しボディを殴るプエレス。レビット下で動けない。下からボディを殴るだけ。が、プエレスも押さえ込みのみでブレイクがかかる。打撃で出たレビットだがプエレスのタックルで倒され下に。ギロチンに抱えたが外される。残り1分。プエレス立ち上がりパウンド。また密着し殴っていく。レビット下から肘や掌底を打ち込む。タイムアップ。
三者29-28でプエレス勝利。
グラップリングで上回ったプエレス。これで3連勝。
レビットは悪いポジションからも攻めるスタイルではあるが、プエレス相手には仕掛けを作るチャンスももらえなかった。MMA初黒星を喫し、UFCでこのままのスタイルで行くのかどうか、決断する必要がある。