UFC on ESPN+47:メインイベント・ジャルジーニョ・ホーゼンストライク vs. アウグスト・サカイ

ヘビー級5分5R。6位ホーゼンストライク、9位サカイ。

RIZINに1戦だけ出場して、記憶に残らないままその後呼ばれることがなかったホーゼンストライク。UFCではデビューから3連続KOでメインに抜擢され、アリスター・オーフレイムと対戦。終盤まで手数が少なく劣勢で、判定負けかと思われた残り数秒にパンチでダウンを奪いKO勝ち。レフェリーが残り4秒で止めたが、止められなければおそらく判定で負けていた。次戦では現王者のガヌーにわずか20秒でKO負けしMMA初黒星。元王者JDSにはKO勝ちしたものの、シリル・ガーヌ戦ではスタンドでプレスされ下がる展開で、最後の逆転もなく判定負け。RIZIN時代は寝かされると何もできなかったが、UFCではあまりテイクダウンされる場面がなく、現在の寝技の対応力は不明。

サカイはホーゼンストライクとの対戦経験がある相手とは、アリスターには前戦でKO負け、アルロフスキーにはスプリット判定勝ち(ホーゼンストライクはKO勝ち)。勝利のほとんどがKO勝ち。UFCデビュー戦でKO寸前の相手を倒した他はテイクダウンはしていない。

間合いに入らずホーゼンストライクの周りを回るサカイ。ホーゼンストライクも距離を詰めようとするが間合いに入ると外す。サカイがカーフキックを入れる。パンチを返したホーゼンストライク。見合いから牽制の打撃戦が続く。サカイのろーにパンチを返したホーゼンストライク。サカイ前蹴り。徐々に距離が詰まってきた。パンチの打ち合い。ホーゼンストライク間合いを詰めてパンチを打ち込む。サークリングして距離を取るサカイ。残りわずかで離れるサカイ。ホーゼンストライク飛び込んでパンチを打ち込みサカイダウン!ホーゼンストライクパウンド!意識が飛んでKO!

1R残りわずかで、リードされている側のサカイが距離を取って逃げ気味になったところに右フックがテンプル当たりにヒット。ダウン後のパウンドはまったくガード出来ておらず、残り時間1秒だったがレフェリーのストップは妥当。最後サカイが逃げ気味になったところでKOパンチをもらってしまった。

今回もなかなかスイッチが入らなかったホーゼンストライクだが、一度パンチがヒットするとあっという間に終わらせる力がある。

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