ヘビー級。8位ハリス、11位ティブラ。
元バスケプレイヤーのハリス。アマチュアボクシングで実績を残した後MMAに転向。13勝全てがKO(ただし、アルロフスキー戦は判定勝ちの後に禁止薬物が検出されノーコンテストに)。UFCデビュー当時は負けも多く、通算7勝8敗1NCと負け越している(うち1敗は反則負け)。コロナ禍の昨年5月にアリスターと対戦した際にはKO寸前まで追い込んだが攻め疲れして逆転KO負け。前戦のヴォルコフ戦では前蹴りをボディにもらってのKO負けで連敗中。
ティブラもUFCデビュー当時は負けが多かったが、現在4連勝中。ただ、ランカー相手の勝利はなく、アリスターやJDSなどのリリース選手がランキングから外れたことでランクインした。UFCではテイクダウンからの押さえ込みがメインの武器になっている地味な選手だが、前回は元NFLのグレッグ・ハーディが2Rに突然失速し、テイクダウンからパウンドを打ち込んでKO勝ちした。
ハイキックを放ったハリス。ケージに詰めるとパンチのラッシュ。ブロッキングで凌ぐティブラ。クリンチでしのごうとしたが首相撲から膝を入れるハリス。離れてハリスの右がヒットし効いた!追い打ちに行くハリスだがティブラタックル。膝をつかせる。しかしハリス立って引き剥がした。ティブラダメージはないのか出ていく。ティブラのミドルにハリスがミドルを返すが、キャッチしたティブラがテイクダウン。ハリス亀に。ティブラバックマウント。やや乗り過ぎだがパウンドを入れていくティブラ。ハリス体を伸ばされ殴られる。動けず殴られ続けてレフェリー止めた!
パンチを効かされたティブラだが、ハリスのTDDの拙さとグラウンド技術の無さに助けられ逆転勝ちで5連勝。
ハリス、またも逆転負けで3連敗。まだランカーなのでもう1試合チャンスはありそうだが、厳しくなった。