UFC263:セミファイナル・デイブソン・フィゲイレード vs. ブランドン・モレノ

フライ級タイトルマッチ5分5R。モレノ1位。

昨年11月、アレックス・ペレスに1Rギロチンチョークで初防衛に成功したフィゲイレード。翌月のUFC256はカード中止が相次ぎ、メインのタイトルマッチが消滅。そこで急遽フィゲイレードが2ヶ月連続でのタイトル防衛戦を行うことになった。挑戦者は、フィゲイレードの防衛戦と同じ日にブランドン・ロイヴァルとのブランドン対決を制したブランドン・モレノに。王者・挑戦者ともに、UFC史上最も前戦からのインターバルが短い試合となった。試合は優位と見られたフィゲイレードが後半スローダウンし、フィゲイレードのローブロー減点もあり1-0のドロー防衛。ダイレクトリマッチとなる。

フィゲイレードは前回の試合前に体調不良で入院していたことを試合後に明かした。モレノは勝てばUFC初のメキシコ人王者となる。オッズではフィゲイレード優勢だが、前回よりやや差が詰まっている。

フィゲイレード様子見。モレノがジャブやローで牽制する。様子見のフィゲイレードに対しどんどん手数を出していくモレノ。フィゲイレード左ボディ。パンチから組みにきたモレノだが離れた。フィゲイレードのパンチにモレノがまた組もうとする。離れるフィゲイレード。パンチで出るモレノにフィゲイレードカーフキック。フィゲイレードがパンチを打ち込むところにモレノの左がアゴにヒット!ダウン気味に倒れたフィゲイレード。モレノが追いかけてくると両腕を脇でカンヌキに捕らえてフックガードから立った。パンチを入れるモレノ。ホーン。

1Rモレノ

2R。フィゲイレードパンチからタックル。四つから大内テイクダウン。足を一本超えるとモレノは潜ろうとする。フィゲイレードは首をギロチンに抱える。放した。もぐってきたモレノに得意のギロチンで引き込むが外れた。背中を向けて立つフィゲイレード。膝をついたフィゲイレードからバックマウントを狙うモレノ。フィゲイレード下になりガードを取る。下から肘を入れるフィゲイレード。蹴り離して立つフィゲイレードだがモレノ瞬時に飛びつきバックを狙う。スクランブルで逃れてガードを取るフィゲイレード。ホーン。

2Rモレノ。しかしフィゲイレードの下からの肘で額の左側が大きく腫れている。

3R。パンチで出るモレノ。ジャブ。モレノパンチからタックルにつなげてテイクダウンするとすかさず四の字バックに。チョーク。しかし腕が一本入っている。またチョークを取り直した。がっちり入った!フィゲイレードタップ!

モレノUFC初のメキシコ人王者に。

前回はフィゲイレードの失速からモレノが盛り返していたが、今回は最初から攻め続けて、パンチでもダウンを奪い完勝。

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