UFC263:第11試合・デミアン・マイア vs. ベラル・ムハマド

ウェルター級。マイア9位、ムハマド11位。

UFCで最もMMAでの柔術を体現する男・マイアは43歳で、これがUFCとの契約最終試合となる。かつては引退までのカウントダウンに入っていることを認めていたが、前戦のギルバート・バーンズ戦は、3連勝中で勝てばタイトル挑戦もありえる状況であったためにそれを撤回(試合は1RKO負け)。本人はすでにファイターを辞めた後の生活についてもぷらんができているとし、続けているのは衰えを感じていないからと言っている。現役続行になるかどうかは今回の試合次第。

ムハマドは直近10戦で敗れたのは1回のみのハイアベレージだが、なかなかチャンスを与えられず、前回ようやくハムザト・チマエフ戦が消滅したレオン・エドワーズとの対戦のチャンスを得た。が、試合はエンジンがかかる前にエドワーズのアイポークにより続行不能となりノーコンテストとなった。ダイレクトリマッチが組まれるかと思ったが、エドワーズはネイトと対戦することになり、ムハマドは同じイベントに出場するもマイアとの対戦に。

両者喧嘩四つの前手のジャブで距離を測る。マイアのタックルは切られた。ムハマドの右がヒット。マイアまたタックル。足を掴んだ。そのままケージに押し込みダブルレッグ。尻もちをつかせた。しかし立つムハマド。離れた。ムハマドのパンチに合わせて飛び込みシングルレッグに入るマイア。またケージに押し込む。しかし倒せず離れた。ムハマドのパンチをもらっているマイア。またタックル。足を掴んだが、ムハマド片足で耐える。離れたマイアに左右の蹴りを打ち込むとマイアもパンチを打ち返す。ホーン。

1Rは打撃のヒットは少なかったが、やや上回ったのはムハマド。

2R。マイアのシングルレッグはかわされる。ムハマドがジャブを入れていく。ムハマドがパンチを打ち込むタイミングでタックルに入ったマイアだがつかめず。ムハマドのジャブがヒット。マイアもパンチを打ち返す。左がヒットしている。残り1分。ボディを入れたムハマド。打ち終わりにマイアタックルでシングルレッグ。片足を捕らえたが、またケージ際で耐えるムハマド。こらえて肘を入れるムハマド。ホーン。

2Rムハマド。

3R。マイアシングルレッグ。切られた。ムハマドの右がヒットしちょっとぐらついたマイア。またシングルレッグ。切られるマイア。疲れが見えるマイア。タックルを切られパンチをもらう。もうシングルレッグは完全に読まれている。マイアダブルレッグで出て足をつかもうとしたが切られる。残り1分。またシングルレッグ。ケージで耐えるムハマド。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でムハマド勝利。

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