『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』でベラル・ムハマドに判定負けしたデミアン・マイアについてデイナ・ホワイトが以下のコメント。マイアは元々引退を示唆していましたが、大会直前になり「この試合が終わったらどうなるか分かる」と現役続行に含みを持たせるようになっていました。
「これが彼にとって最後の試合になると思う。契約最後の試合だったし、もう44歳だ(※実際はまだ43歳)。彼はテイクダウンからトップを奪い絞めたり極めたりするのが得意なわけだが、今日はそれが出来なかった。彼は素晴らしい男で素晴らしいキャリアを持っているが、多分そういうこと(UFCラストファイト)になるだろう」
これに対しデミアン・マイアはインスタグラムで以下のコメント。
「昨日は一生懸命に頑張ったが最高のパフォーマンスが出せなかった。悔しいが最後までトライし続けたし、もう終わったことだ。時間が経つのは早いし、もう長くはないわけだし、俺はもう前を向いている。
ネイト・ディアスよ、記者会見の君の言葉を聞いたが、君だってグレートだ。柔術を代表するグレートファイターだし、本物だ。リスペクトしている。昨日の結果に関わらず、あと1試合残っていることは知っている。UFCがホームだし、ここでキャリアを終えたいと思ってることも間違いない。
俺は長いキャリアを持ち、多くの選手と戦い、誇りを持って柔術を最大限に表現してきた。もし、もう1回があるとしたら、リスペクトしていない相手との試合で無駄にしたくはない。だから、もしネイトがそれを望みUFCもそれを望むなら、それが俺のラストダンスになるだろう」
ちなみにネイト・ディアスはこんなコメントをしていました。
「彼のような選手はリスペクトしている。そういう試合を探しているわけでも、求めているわけでもない。彼らとはほぼ同じサイドにいると思っている。柔術のバックグラウンドという同じものを代表していると感じてる。デミアン・マイアと対戦したいと言うつもりはないが、彼はグレートだと思ってる」
契約が残ってるのかどうかも見解が分かれていますし、ネイトもマイアと対戦したいと言ってるわけではないので、どうなることか…。続きを読む・・・