ダスティン・ポイエー 1.77
コナー・マクレガー 2.10
ギルバート・バーンズ 2.35
スティーブン・トンプソン 1.65
タイ・ツイバサ 1.77
グレッグ・ハーディ 2.10
アイリーン・アルダナ 1.87
ヤナ・クニツカヤ 1.95
ショーン・オマリー 1.12
クリス・ムーティーニョ 6.75
カーロス・コンディット 2.55
マックス・グリフィン 1.57
ニコ・プライス 2.35
ミシェウ・ペレイラ 1.65
ライアン・ホール 2.85
イリア・トプリア 1.44
ドリカス・デュ・プレシ 1.87
トレヴィン・ジャイルス 1.95
ジェニファー・マイア 1.53
ジェシカ・アイ 2.65
オマリー・アクメドフ 2.40
ブラッド・タヴァレス 1.63
ジャルガス・ジュマグロフ 1.30
ジェローム・リベラ 3.75
アレン・アメドフスキー 1.74
フー・ヤオゾン 2.15
メインはポイエー vs. マクレガーの3度目の対戦。近年のUFCナンバーシリーズで、タイトルマッチ以外でメインに組まれているのはマクレガーのみ(タイトル戦が当日消滅し繰り上がったパターンは除く。また、マスヴィダル vs. ネイトはタイトル戦だが当日限定のBMFタイトル戦だったが)。
前回、1月にポイエーがKO勝ちし完全決着がついているにも関わらず、短期間でのダイレクトリマッチとなったのは、マクレガーのリベンジしたいという要望と、UFC・ポイエーの金になるという思惑が一致したからか。
前回の対戦が期間限定でYouTubeで無料配信されている。
マクレガーがいいパンチを当てる場面も確かにあったが、改めて見てもポイエーの完勝。あの状態で何回対戦しても結果は変わらないだろう。マクレガーはカーフキック対策がまったく出来ていなかった。
当然今回は対策をしてくるだろうが、一朝一夕に対策できるものでもない。足を広く開いて前足重心にしたスタンスから変えないといけない。スタンスを変えて同じように威力があるパンチが打てるか、後ろ足重心の構えでタックルに対応できるかなど、未知の要素が多すぎる。単にカーフキックの対策ができていなかったというだけでなく、年一以下のペースでの試合で、練習はしていても最新のMMAのトレンドについていけていなかった。半年でそこがどれだけ改善されたか。
ダイレクトリマッチは挑む方にもリスクがあって、これで負けたら(それも前回同様にKOされたら)完全に勝負付けはついてポイエーより下というイメージが定着するし、アルバレス戦以降の5年近くで勝ったのがセラーニだけとなると、最近のファンはもうマクレガーの強いところをあまり見ていないということになる。マクレガーが今後ランキング上位の強者と対戦していくのか、レジェンド路線に進むか、現役からも退くのか、分かれ目になる試合。
オッズは僅差ながらマクレガーがアンダードッグ。やはり前回の負け方の印象が悪すぎるか。
正直ポイエーがまたKO勝ちする可能性がかなり高いが、マクレガーに期待してKO勝ちと予想。
プレリムにはTUF22ウィナーでUFC4戦全勝のライアン・ホールが2年ぶりに復帰。TUF優勝からの5年半でまだ5試合目。特異なグラップリング重視のスタイルで嫌がられてなかなか試合が決まらない模様(ただ、直近では決まっていた試合を自らの怪我で流している)。今回対戦を受けたのは昨年10月にUFCデビューして7ヶ月で3戦目となるドイツのイリア・トプリア。UFCデビュー戦はテイクダウンを奪っての判定勝ち、2戦目は一転打撃で攻めて1RKO勝ち。
ホールはスタンドでは打ち合いをせず、遠い間合いからTeam DATEのようにスピンキック、サイドキックを打ち込み、間合いが詰まると今成ロールで足関を狙うという、UFCでは他にいないスタイル。サイドキックも掛け逃げのようでいて、それでダウンも奪っている。ただこのスタイルで噛み合わない内容のままグレイ・メイナードに判定勝ちした時は物議を醸した。また、UFC無敗とはいえ、実はTUFは準決勝で敗れていて、欠場した選手の代役として決勝に進出している。
オッズはホールがアンダードッグ。もうスタイルもバレてきているし、そろそろ厳しいか。
第1試合開始は11日朝7時から。速報します。