UFC on ESPN26:第2試合・フランシスコ・フィゲイレード vs. マルコム・ゴードン

フライ級。

元フライ級王者デイブソンの弟フィゲイレード。ジャンブルファイトバンタム級王者で、兄の威光もあったか今年1月にUFCデビュー。UFC0勝1敗のジェローム・リベラと対戦し、組んでテイクダウンしていく展開から、3Rは打撃で劣勢となったものの29-28の判定勝ち。しかし31歳とフライ級としては若くないので、伸びしろにはあまり期待できない。

昨年7月にUFCデビューしたマルコム・X・ゴードンはここまで2戦とも1Rフィニッシュ負けで後がない。初戦は3発のパンチがヒットしたのみでテイクダウンされるとパスされマウントから三角に捕らえられタップアウト負け。2戦目は1発のパンチも当てることが出来ないままス・ムダルジにパンチを打ち込まれKO負け。リーチが長いグラップラーだが、ここまでまだ何も出来ていない。

ゴードンいきなりタックルでケージに押し込む。シングルレッグ。こらえるフィゲイレード。押し込みながら膝。入れ替えて離れたフィゲイレード。ゴードンまた飛び込むとパンチを放ってヒット。またタックル。ボディロックからテイクダウンしたが、倒されてすぐに植えを取り返すフィゲイレード。ハーフ。上から肘。ボディに膝。フルガードに戻したゴードン。しかしガードを割っていくフィゲイレード。またガードに戻したゴードンだがフィゲイレードまた肘を落とす。フィゲイレードインサイドから足関へ。ヒール。が、外され下に。ゴードン上からパウンド・肘。今度はフィゲイレードがガードを取る。インサイドから密着したまま肘・パウンドを入れるゴードン。ホーン。

1R終盤ゴードンが取り返したが、前半のリードでフィゲイレードか。

2R。ゴードンすぐに距離を詰める。フィゲイレードがケージを背負ったところでシングルレッグ。しかし倒せず離れた。また出るフィゲイレード。パンチがヒット。ダブルレッグ。切ったフィゲイレードだがそのままケージに押し込んだゴードン。しかし離れた。ゴードンアグレッシブに攻めていく。前に出てパンチもヒットしている。しかしスタミナ効率悪そう。タックルに入るが切られた。しかしパンチは当たっている。フィゲイレード、タックルは切っているが守勢に回っている。ゴードン疲れたかちょっと止まった。フィゲイレードのパンチが当たりだす。出てきたところを組み止めて肘を入れた。残り30秒で四つに組んだゴードン。テイクダウン。フィゲイレードはホールディングで凌ぐ。ホーン。

2Rはゴードン。

3R。開始と同時に飛び膝を放ったフィゲイレードだがブロックされ着地に失敗し下に。ゴードン上をキープしパウンド。密着して立たせない。バタフライで浮かせて返そうとするがゴードンが上をキープし続ける。ケージまで移動して立とうとするフィゲイレード。バックを取り押さえようとするゴードンだが、フィゲイレード抜けて立ちバックを取りチョーク。しかしゴードンまたタックルへ。凌ぐフィゲイレード。残り1分。投げを狙ったが潰され下に。マウントを取られたが股下から抜けた。上になるがフィゲイレードも立つ。四つから投げたのはフィゲイレード。ホーン。

3Rは微妙。

30-27、29-28×2の3-0でゴードンが生き残りの勝利。

1Rも打撃のヒットでゴードンに入れたジャッジがいたか。パンチでフィゲイレードの首が何度ものけぞっていたのが評価されたのかもしれない。

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