石渡は修斗でプロデビュー。2009年に戦極で行われたフェザー級GPでは、初戦で現UFCファイターのジョン・チャンソンにチョークで一本負け。翌年、階級をバンタムに落としてSRCのアジアバンタム級トーナメントに出場。2回戦で中原太陽にスプリット判定負け。
翌年パンクラスに参戦すると、3戦目でバンタム級王座を獲得。2013年にはVTJのケージで当時の修斗王者・堀口恭司との王者対決で対戦。開始早々にパンチでダウンを奪い、4Rまでのスコアでは上回っていたが、5RにKO負け。
パンクラス王座は5度の防衛に成功し、パンクラス戦績は11勝1敗1分け。1敗は元UFCのジョナサン・ブルッキンズに喫したもので、タイトルマッチでの再戦でリベンジに成功している。また、DEEP王者大塚との王者対決も行いKO勝ち。
2017年からはRIZINに参戦し、バンタム級GPでは決勝に進出するも、UFC帰りの堀口との再戦では2RKO負け。首を負傷し1年半のブランクが空いたが、結局負傷は完治することなく、練習が満足にできない状態に。最後の試合となったバンタム級GP一回戦の井上直樹戦ではKO負け。朝倉海など、まだRIZINバンタム級で対戦していない相手もいる中での引退は残念というしかない。