UFC on ESPN28:第5試合・クリス・グレッツェマーカー vs. ラファ・ガルシア

ライト級。

TUF22出身のグレッツェマーカーはTUF3位決定戦で勝利してUFCと契約したが、その後は1勝3敗。1勝はレジェンドのジョー・ローゾンとの試合で、打たれ弱くなっているローゾンと打ち合いになりKO勝ち。前戦は昨年10月に2年半のブランク明けで元ランカーのアレクサンダー・ヘルナンデスと対戦したが、力の差は歴然で1RKO負けした。

メキシコのガルシアはローカル12戦全勝でUFCデビューしたが、UFC4勝2敗のナスラット・ハクパラスト相手に距離を詰めると打撃をもらう展開を打開できないまま、判定負けでキャリア初黒星を喫した。打撃もできるが、一本勝ちが7つあるグラップラー

間合いを詰めるグレッツェマーカーにガルシアはカーフキック。ガルシアの左がヒットしぐらついた!ガルシア組み付いてテイクダウン狙い。バックに回るがグレッツェマーカー立った。離れたがグレッツェマーカーまだ効いているのかガルシアのパンチを貰っている。ガルシアの左がことごとくヒット。パンチで攻めておいてタックルに入ったガルシア。パスを狙うがグレッツェマーカー立った。パンチで出る。ガルシアは首相撲から膝。グレッツェマーカーどんどん出ていく。ガルシアはケージまでお仕込みシングルレッグ。こらえたグレッツェマーカー。またパンチで出るとガルシアシングルレッグ。残り1分。ケージでこらえたグレッツェマーカー。至近距離から肘の打ち合い。膝を入れるグレッツェマーカー。ホーン。

1Rはパンチでぐらつかせたガルシア。グレッツェマーカーはテクニックはないものの、ひたすら圧を掛けていく展開で後半はペースを取り返している。

2R。どんどん出るグレッツェマーカー。密着して至近距離での打ち合い。ダメージというよりスタミナの削り合いに持ち込んでいる。ガルシアタックル。倒されながら返そうとしたグレッツェマーカーだがテイクダウン。グレッツェマーカーが立つところにぎいろちんを仕掛けたが首を抜かれる。グレッツェマーカーすぐに間合いを詰める。ガルシアタックル。押し込む。離れたがすぐに距離を詰めていくグレッツェマーカー。ガルシア消耗してきた。比嘉すら出てボディ・顔面にパンチを打ち込むグレッツェマーカー。ガルシアタックルからスタンドでバックに回ろうとするが正対され離れる。すぐにまた出るグレッツェマーカー。パンチ・肘。ガルシアがタックルで倒したがホーン。

2Rグレッツェマーカー。

3R。すぐに間合いを詰めてパンチを打ち込むグレッツェマーカー。ボディ。ガルシア劣勢だがタックル。テイクダウン。苦し紛れのタックルだが倒されてしまったグレッツェマーカー。サイドで押さえ込むガルシア。すぐに立てないグレッツェマーカー。残り2分半で立った。離れるガルシア。すぐにまた距離を詰めるグレッツェマーカー。アッパーがヒット。パンチのスピードがないガルシアだが至近距離で手を出していく。そしてタックル。テイクダウン。もうかなり疲れているガルシアにテイクダウンされてしまうグレッツェマーカー。残り1分。コツコツパンチを入れるガルシア。グレッツェマーカーケージで立ったが残り15秒。離れた瞬間にガルシアタックル。タイムアップ。

三者29-28でグレッツェマーカー勝利。

1Rにパンチでぐらついたグレッツェマーカーだが、2R以降は距離を作らせず手数でガルシアの体力を削って泥試合に持ち込んだ。あれだけ消耗しているガルシアにあっさりテイクダウンを取られてしまうのはどうかというところだったが、ガルシアもテイクダウンした後の攻めがなく、ポイントを取れず。

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