Bellator265:セミファイナル・ローガン・ストーリー vs. ダンテ・シーロ

ウェルター級。ストーリーはランキング5位。

ストーリーはNCAA D-1レスラーで大学4年間オールアメリカン。レスリング引退とともにMMAに転向。ローカルイベントで5試合連続1RKO勝利しBellatorと契約。契約後も連勝を続け、Bellator6連勝としたが、昨年11月に後に王者となるヤーソラフ・アモソフとの無敗対決でスプリット判定負けした。

シーロはBellatorデビュー戦となる。MMA7勝2敗の27歳。19年に1度だけONEに出場したが、アギラン・タニに判定負け。いきなり上位ランカーとの対戦だが、抜擢か、Bellatorにありがちな咬ませ犬ファイトか。

 いきなりタックルに入ったストーリー。こらえるシーロを逆方向に投げてテイクダウン。シーロはフックガードを取るが、足を超えていくストーリー。ハーフ。ガードに戻したシーロだがまたハーフに。ハーフ→フルガードに戻すという展開が続く。ストーリーは時折パウンドを入れているが、ここまでは大きなダメージは与えていない。最終的にガードに戻しゴング。

1Rストーリー。

2R。ストーリーすぐタックル。ボディロック。ケージでこらえるシーロだが片膝をつく。しかし寝かされずに立った。が、またタックルに入りテイクダウン。またパスの攻防が続く。シーロ立とうとする気配なし。残り20秒という微妙な状況でレフェリーブレイク。立ったがすぐタイムアップ。

2Rストーリー。

3R。シーロが打撃を出していくがストーリータックル。テイクダウン。会場はブーイング。シーロバックを取らせて立つ。ケージで正対するが、ストーリーなおもテイクダウン狙い。シングルレッグへ。シーロがぶった。頭部に肘を入れる。ストーリー立ってまたシングルレッグ。ケージでこらえるシーロ。残り1分。シーロニンジャチョークを狙うが入れず。ストーリーが押し込むだけの展開で時間がすぎる。ブラウン肘を連打するシーロ。タイムアップ。

29-28ストーリー、29-28シーロ、29-28ストーリー。スプリットでストーリー勝利。

1,2Rはストーリーに入れるしかないと思うのでシーロに入れたジャッジは意味不明。にしても、これといって実績のないBellatorデビュー戦の相手に上位ランカーが苦戦しすぎ。

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