PFL2021#09:セミファイナル・クリス・ウェイド vs. ババ・ジェンキンス

フェザー級トーナメント準決勝。

ウェイドは元UFCファイターで、5勝2敗のハイアベレージを残したが、契約がまとまらずFAに。PFLには2018年から出場し、川名雄生にも勝利して決勝トーナメントに進んだが準決勝で敗退。2019年も同じく準決勝で敗退した。ライト級からフェザー級に落とした今年は、予選では2戦2勝・2戦目は2RKO勝ちで勝ち点8の2位。レスラーだが、柔道を取り入れた投げを武器にしている。

ジェンキンスは元Bellatorファイターで、Bellatorではタイトルには届かなかったが8勝3敗の戦績を残している。エリートレスラーで、NCAAのD-1で優勝経験がある。PFL初参戦となった今年は初戦で過去2度の優勝経験があるPFL無敗のランス・パーマーに判定勝ち。2戦目は元UFCのボビー・モフェットに判定勝ちし、勝ち点6で3位。

ジェンキンスいきなり飛び蹴り。タックルへ。オーバーフックでこらえるウェイドだがダブルレッグに切り替えたジェンキンスが尻餅をつかせる。ハーフバックに。しかし立つことに成功したウェイド。正対するとジェンキンスはすぐにシングルレッグでテイクダウン。ウェイドハイエルボーギロチン。結構深いか。ジェンキンスがスピンして脱出するが、ウェイドが逆にタックルへ。ケージでこらえるジェンキンス。がぶってパンチを入れるジェンキンス。ウェイドはジェンキンスを持ち上げる形で後ろに投げ上に。亀になったジェンキンスからチョークを狙うが、足のフックを許さず立って脱出したジェンキンス。投げを狙うがウェイドが足をすくって倒しテイクダウン。押さえ込みながらコツコツパウンドを入れる。ゴング。

1Rややウェイド。

2R。蹴りを打ち込むウェイド。しかしジェンキンスがジャブをヒットさせるとワンツーでケージまで下がらせたところでタックル。こらえるウェイドだが、足を掴まれている。しかしウェイドがぶってこらえる。アナコンダチョークの体勢。まだ抱えているだけで深く絞めてはいないか。ジェンキンスタックル。ウェイドニンジャチョーク!かなり深く入っていたが、ジェンキンスまたスピンして外した。ウェイドハーフバックからチョークを狙うが、ケージ際で真後ろにつけていないので浅い。外れた。なおもハーフバックの体勢で押さえ込んでいるウェイド。ゴング。

2Rウェイド。

3R。間合いを詰めるジェンキンスにウェイドがトラースキックを顔面にヒット。しかしジェンキンスタックル。テイクダウンしバックに付く。ウェイド足を掴むと下に落とした。サイドで押さえ込むウェイド。ジェンキンスバックを取らせて立つ。ウェイドタックルに。ジェンキンスギロチンを狙うが腕を掴んで防ぐウェイド。しかし亀になったところでジェンキンスがバックに回りバックマウントへ。が、またバックから前に落として上を取り返すウェイド。逆にバックに回りチョーク。外れたが押さえ込んで上をキープするウェイド。残りわずかでアームインギロチンへ。ジェンキンスは決まってないアピールするが、動くことも出来ない。ウェイド勝利アピール。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でウェイドが勝利。3度目の挑戦で初の決勝進出。

レスリングの実績では遥かに上のジェンキンスを相手にグラップリング勝負で上回っての勝利。

タイトルとURLをコピーしました