ジョセフ・ベナビデスが引退/デイナ・ホワイト「彼は常にプロフェッショナルで尊敬を集めていた」



 ジョセフ・ベナビデスがMMAを引退することをMMAJunkieが確認したとのこと。本人は発表していませんが、妻でUFC特派員のミーガン・オリヴィがツイッターで「引退後の冒険が楽しみだわ。私のキングは永遠よ」とコメントしています。また、USADAの検査対象リストから削除するリクエストもあったそうです。

 デイナ・ホワイトは以下のコメント。

「ジョセフ・ベナビデスは長年に渡って軽量級の支柱的存在だった。2008年からWEC、そして2011年からUFCに参戦して以来、彼は止まらないペースと厄介なギロチンチョークを駆使して13年間に渡り2つの階級でトップに君臨してきた。ドミニク・クルーズ、デメトリアス・ジョンソン、ヘンリー・セフードとの壮絶な戦いは決して忘れられない。彼は常にプロフェッショナルであり、仲間たちからの尊敬を集めていた」


Joseph Benavidez(Sherdog)

 ジョセフ・ベナビデスは現在37歳のアメリカ人でMMA戦績28勝8敗(UFC戦績19勝7敗)。デメトリアス・ジョンソンと2度、デイヴィソン・フィゲイレドと2度タイトルマッチをしていますが、いずれも敗れており惜しくも王座戴冠を逃しています。最近はそのフィゲイレドとの連戦の後に3月の『UFC 259: Blachowicz vs. Adesanya』でアスカー・アスカロフに判定負けし3連敗を喫していました。

 ベナビデスはUFCフライ級史上最多KO勝利(13回)の記録を保持しており、パフォーマンスボーナスの獲得数4回はデメトリアス・ジョンソンに次ぐ同階級2位です。続きを読む・・・
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