Bellator266:セミファイナル・ネイマン・グレイシー vs. マーク・レミンガー

ウェルター級。ネイマン4位、レミンガーはランク外。

ネイマンは19年のウェルター級トーナメント準決勝でローリー・マクドナルドのタイトルに挑戦したが、グラウンドでいいポジションを取る見せ場は作ったものの、ほとんど下の体勢で判定負け。次戦はジョン・フィッチにヒールホールドで勝利したが、4月のジェイソン・ジャクソン戦では1Rはバックを取ったものの、2R以降下になり、攻めさせなかったのの攻めることもできずに判定負けした。

レミンガーはBellator2勝2敗。このレベルの前座~中堅選手がトップ5ランカーと戦うのはいかにもBellator的。つまりは露骨なネイマンを勝たせる意図のマッチメイクだが、思惑通りに行くか。

ジャブを入れていくネイマン。レミンガーも打ち返すが、ネイマンが組んでケージに押し込む。離れたがアッパーを打ち込み効いたレミンガー。ネイマンパンチのラッシュ。顔面にもらって腰が落ちるレミンガー。こらえたがなおも連打を打ち続けるネイマン。スタンディングでレフェリーストップ。

下位の相手とはいえ、打撃の成長を見せたネイマン。これが王者やトップ3ランカー相手に通用するかは別だが、打撃に自信を持っていることは見て取れた。

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