全体的に弱めのカードの中、メインで斎藤 vs. クレベルのタイトルマッチを組むことで一点突破しようとしたが、クレベルが拒否したため実現せず。相手はRIZIN.30の時点ではRIZIN2連勝中の堀江しかいないのではと思ったが、堀江ではカードのインパクトが弱すぎると考えたのか、怪我等の理由で組まなかったのか不明だが、初参戦となるDEEP王者牛久との対戦に。
同じ初参戦となるフィーダーショーの王者なら、過去にVTJで斎藤に勝利しているパンクラス王者ISAOや、斎藤の次の修斗王者で、暫定王座を獲得した時には斎藤戦をアピールしていたSASUKEの方がストーリー的にいいのではと思ったが、これもオファー自体あったのか不明だが実現せず。
DEEP王者ではあるが、すでに朝倉未来にKOされているドミネーターに勝ったものの内容は僅差で、次の試合ではノンタイトル戦で40歳の中村大介にKO負けし、再戦でも僅差での判定勝ちと、いきなりタイトル戦にするには実績不足は否めない。牛久をRIZINに呼ぶタイミングはもっと前からあったはずだし、そこでキャリアを積んでファンに認知されていれば、もっと納得行くカードになったのにもったいない。
120kg契約
スダリオ剛 vs. SAINT
6月の東京ドーム大会でシビサイに敗れてMMA初黒星を喫したスダリオの再起戦も決定。相手は今年6月にデビューしたばかりのSAINT。初戦で酒井リョウ、9月の2戦目で誠悟に勝ってDEEPメガトン級のトップクラスに。まあ、DEEPメガトン級の層の薄さではトップもボトムもないが。2戦目は、45歳の誠悟相手にグダグダな内容でキャリアの浅さを露呈していて、単体ではRIZINに呼ぶレベルではないが、今までスダリオの相手として呼ばれたディラン・ジェイムスや宮本よりはマシなレベルだから十分か。