ウェルター級。
UFC6勝4敗の中堅ロバーツ。バックボーンはボクシング。昨年3月に試合をするはずだったイベントが新型コロナウイルスの影響でキャンセルになると、その後は負傷欠場となり、6月に再度復帰戦が組まれたが、非公開の理由で消滅している。前戦からは約2年のブランク。
コンバットサンボ世界王者のエメエフはUFC5勝1敗とハイアベレージだが、テイクダウンして固めるだけのフィニッシュを狙わないスタイルのせいか、なかなかチャンスを与えられずこの位置での試合。5勝はすべて判定勝ち。
パンチを入れていくロバーツ。左ハイ。エメエフの右がヒット。両者様子見。エメエフシングルレッグ。尻餅をつかせる。寝かせた。ロバーツ三角を狙う。しかしサバいてパスしたエメエフ。バックに。チョークを狙ったがロバーツ立って外しスタンドへ。膝を入れて離れたロバーツ。エメエフの右がヒット。残り1分。プレスしてケージまで下がったエメエフにタックル。シングルレッグ。しかし倒せず。膝を入れて離れる。パンチで出るロバーツに右をヒットさせるエメエフ。組んでバックに回ろうとしたところでホーン。
1Rはパンチのヒット数でエメエフか。
2R。エメエフのタックルを切ったロバーツ。またタックルへ。受け止めて首相撲に捕らえたロバーツ。押し込んだエメエフはアームロックで自ら倒れ込み、極めながら上に。しかし押さえ込まれずに立つロバーツ。エメエフまた組むとバックに回る。しかしケージ際で正対し引き剥がしたロバーツ。左の肘をヒット。組んできたエメエフを引き剥がす。エメエフシングルレッグで飛び込んだ。そのまま飛行機投げで上に。ロバーツまた下から三角。しかしまたサバいてパスするとがぶりからアナコンダチョーク。が、抜けて立たれる。ロバーツが逆にシングルレッグへ。尻餅をつくエメエフ。スクランブルで上を取り返そうとするエメエフだがロバーツ立った。エメエフちょっと疲れているか。ロバーツが距離を詰めていく。組むとケージに押し込む。ホーン。
2Rエメエフ。
3R。ロバーツがパンチで出てきたところで組み付こうとするエメエフだが、ロバーツはクラッチさせず膝やパンチを入れて引き剥がす。また組もうとするエメエフ。組ませず逆にケージに押し込むロバーツ。ボディブローからパンチを入れるロバーツだが、エメエフ組んでケージに押し込んだ。離れた。エメエフシングルレッグ。切ったロバーツ。パンチを入れるとケージに押し込んだ。ロバーツ膝。放してパンチを入れるとまた組んだ。ケージに詰めながらパンチを打ち込んでいくロバーツ。エメエフも打ち返す。残り1分。離れた。組んできたエメエフにロバーツは受け止めて膝を入れる。残りわずかで離れたエメエフにロバーツがパンチで出る。タイムアップ。
29-28エメエフ、29-28ロバーツ、30-27ロバーツのスプリットでロバーツ勝利。
1Rはエメエフなので、3人目がフルマークの時点でエメエフだと思ったが…。2Rと3Rは微妙だったので割れるのはあり得る。
メディアのジャッジもエメエフ支持が多数。
